第188話 俺達のサッカーをすれば ページ39
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「(俺達のサッカーをすれば、負けはしない！)」
「フィールドの魔術師、一之瀬一哉！見事なボールさばきで上がっていく！」
一之瀬がシュートの体制を取った。
「“スパイラルショット”！！」
一之瀬のシュートが決まり、雷門はついに勝ち越した。
「一之瀬、ナイスシュート！！」
円堂の言葉に、一之瀬はいつもの決めポーズをしてみせた。
それから雷門の攻撃が続いた。
「睦月！」
鬼道からAにパスが回った。
「
まっすぐ、凄まじい速さでゴールへと向かっていったAのシュートは、CCCのゴールネットへと突き刺さった。
最後の得点は一之瀬が決め、雷門は4対1で逆転勝利した。
「これで一之瀬先輩、結婚しなくて済むッスね〜〜！！」
「よかったでやんす〜〜！！」
「ダーリン！！」
リカが一之瀬のもとへやってきて、目を輝かせた。
「やっぱりダーリン最高やわ〜！！あんなすごいサッカーできるやなんて！！もう一生離さへんーーー！！」
「えぇ！？ちょ、ちょっとそれじゃ話が…っ！！」
リカに詰め寄られて、一之瀬は顔面蒼白になった。
「う、うわーーーっっ！！何するんだ！！」
少し遠くで、AがCCCの一部のメンバーに囲まれていた。よく見ると、胸元を触られている。Aは顔を真っ赤にしてじたばた暴れていた。
「アンタ女かいな！ちょっといいと思ったのに〜〜〜！」
「あんたら、むっちゃ強いなぁ」
「うちらに勝ったの、あんたらが初めてや」
他のCCCのメンバーたちが、雷門のみんなを見て感心したように笑った。
「それを言うなら君たちだって！」
「ああ！効いたぜ、あのシュート！」
「それにあのボールさばきもな！」
「この僕達と互角に戦えるなんて……何か秘密があるんじゃないですか……？」
CCCの虎浜に懐かれてしまったらしい目金は、顔を引きつらせながら言った。
その言葉を聞いた瞬間、CCCのみんなは急に固まってしまった。
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無名(プロフ) - ヤギさん» 返信が遅れてしまいごめんなさい😭🙏嬉しいですありがとうございます…😭😭🙏🙏💕💕 (2022年10月4日 19時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
ヤギ(プロフ) - とても面白くて最初からここまで一気に読んでしまいました、応援してます！ (2022年6月1日 4時) (レス) @page2 id: 4a42e1cfde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年5月9日 22時
