第008話 帝国のサッカーをな ページ9
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「挑戦です！これは、我が雷門に対する帝国の挑戦です！！」
突然、ベンチのそばに現れた生徒に、秋、春奈、Aの三人は顔を上げた。
「なんですか？あなた」
「はい！小生、将棋部の角馬圭太！角馬、角馬と覚えてください！そして今日はこの角馬が実況解説を勤めさせていただきます──ああっ！自己紹介をしている場合ではない！！」
角馬圭太は前を向き、グラウンドを見た。
「ピッチでは今まさに、ボールがセットされ、雷門中学によるキックオフがされようとしています！」
試合のホイッスルが鳴った。
目金のキックオフで試合が始まり、染岡がボールを後ろのマックスに回し、帝国のゴール前まで上がっていった。帝国の選手二人のスライディングを、染岡が華麗にかわした。
「おお──！すごいすごい！染岡、見事に帝国をかわしていく！」
染岡から風丸にパスが回り、細かくパスを繋ぎながらゴール前へ上がっていく。
宍戸から半田へ、と見せかけて半田がボールを避け、ゴール目前に上がってきていた染岡がシュートを放った。
「決まった───！キーパー、いくら何でもこれには反応できな──そんな！」
入ったように見えたが、帝国のキーパーの優れた反射神経で、ボールはしっかりキャッチされた。
「惜しかった！惜しかった！」と角馬が嘆いた。
「鬼道。俺の仕事はここまでだ！」
キーパーの源田がキャプテンの鬼道にボールを投げ渡した。
「ああ、始めようか。帝国のサッカーをな」
鬼道がパスを回し、相手の選手が一気にゴールに向けてシュートを放った。
「ぐあっ！！」
円堂は止めきれず、ボールはそのまま円堂ごとゴールネットに突き刺さった。ピピーっとホイッスルが鳴り響き、帝国が一点先取したことを知らせた。
「帝国、早くも一点！なんというスピード、なんというパワー！これが全国にその名の轟く、帝国のサッカーなのか！？帝国サッカーの真の姿なのか──！？雷門イレブン、打つ手なし！成すすべなし──！」
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
