第019話 ドラゴンクラッシュ ページ20
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「よし、みんな上がれ！」
風丸がボールを持って攻め上がり、少林から豪炎寺に──しかし彼はマークされていたため、染岡にパスが回った。
「見せてやるぜ！俺の必殺シュート！！」
染岡が構えた。
「“ドラゴンクラッシュ”！！」
染岡のシュートが尾刈斗中のゴールネットに突き刺さった。
「決まった───！染岡のシュート、炸裂！」
「なんですって──！？」
尾刈斗中の監督が立ち上がって染岡を見た。
「“ドラゴンクラッシュ”？」
「それがあのシュートの名前か！」
染岡のもとへ円堂が駆け寄り、二人がハイタッチをした。
「やったな染岡！俺達が先取点取ったんだぜ！！」
「ああ！！」
「すごいシュートでしたね！！」
音無と秋が立ち上がって手を取り合いながら歓喜に満ち溢れた表情をした。
「“ドラゴンクラッシュ”って！」
「フフ…やはり素晴らしい、僕のネーミングセンスは！」
ベンチで誇らしげにしている目金をAがキョトンとした顔で見た。
「目金がつけたのか？」
試合が再開され、尾刈斗中のキックオフ。
すぐにマックスがボールを奪い、マークされている豪炎寺ではなく染岡にパスを回し、またもや染岡の「ドラゴンクラッシュ」が決まった。
雷門イレブンのメンバーたちがだんだんと自信に満ち溢れてきた。勝てるんじゃないか、という期待を込めて、試合再開のためにまたポジションに戻った。
試合再開のホイッスルが鳴り響いたとき、ベンチに座っていた尾刈斗中の監督が立ち上がった。
「まさか豪炎寺くん以外にあんなストライカーがいたとは──予想外でしたよ、雷門中の皆さん！」
突然監督の顔つきが変わった。Aが隣のベンチに座る尾刈斗中の監督を見て口をはくはくさせ、隣の秋の服を引っ張って監督を指差した。
「み、み、見ろよ！なんか様子が変わったぞ！」
「いつまでも雑魚が、調子に乗ってんじゃねぇぞ！！」
口調が荒くなり、さっきの彼とはまるで別人だ。
「テメェら、そいつらに地獄を見せてやれ！！」
監督はそう言ったあと、ブツブツ何かをつぶやき始めた。
「マーレマーレマレマレトマレ！」
一気に攻め上がってきた尾刈斗中のメンバーに、皆の様子が変わってきた。
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
