第016話 俺一人で十分だ ページ17
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それから尾刈斗中との試合当日まで、雷門イレブンによる特訓は毎日続いた。
Aたちが部室で掃除や洗濯などの雑務を行っている間に、皆は河川敷で練習を続け、ついに染岡は必殺技を習得することができた。
いい事はそれだけではなかった。
「これで豪炎寺は、雷門中サッカー部の一員だ」
円堂は豪炎寺修也の入部届を手に、隣に立つ豪炎寺を横目で見た。豪炎寺が雷門イレブンに加わることを承諾してくれたのだった。
「みんな仲良くやろうぜ！」
「豪炎寺修也だ」
「豪炎寺さんが俺達と一緒に……！」
「これで怖いものなしだね！」
一年生が嬉しそうにウキウキする中、染岡は不満げだ。
「待てよ、そいつに何の用がある？雷門中には俺の必殺シュートがあるじゃないか！」
「どうしたんだよ染岡、雷門中のストライカーが二人になるんだぜ？こんな心強いことはないじゃないか！」
染岡は豪炎寺に詰め寄った。
「ストライカーは俺一人で十分だ」
「結構つまらないことにこだわるんだな」
「ッ、つまらないことだと！？」
染岡が豪炎寺の胸ぐらを掴んだその時、部室の扉が開き、秋、春奈、Aの三人が入ってきた。
「みんな、いる？」
「これ、見てください！」
春奈が持っていたディスクを掲げた。
──────
「──これは？」
「尾刈斗中の試合です！」
DVDプレーヤーに映る尾刈斗中の試合の様子をみんなで見ながら、風丸が「こんなのどこで…」と不思議そうに聞いた。
「えへへ、新聞部の情報網を使ってゲットしたんです！私にかかればこれくらい、お茶の子さいさいですよ！」
「すっげーよマネージャー！これで尾刈斗中の研究ができるぞ！」
「私も何人かに聞いてみたんだけど……」
Aがみんなの間から顔を覗かせて、尾刈斗中の試合の様子を見ながら続けた。
「あんまり役に立たなかったな。怖い噂の話ばっかりだったし……春奈の情報網は凄いぞ！」
「えへへ、ありがとうございます！」
春奈が照れ臭そうに笑った。
DVDを見ていた円堂があることに気づき声を上げた。
「これ、なんであいつら止まってるんだ……？」
たしかに、画面に映された映像の選手達は、尾刈斗中の選手以外、みんなピッタリと止まって動かなかった。
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
