紅一点は16人がだいすき！3 (ページ38)

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泣いちゃうじゃーん！ページ38

A side

明日から順番に寮を出て行く。
今日が17人一緒の最後の夜。
それを考えるだけで泣いてしまいそう。

力「よし、できた！A運ぼうか」

　『はーい！』

今日はみんなが大好きなカレー！

健「手伝うよ〜」

　『ありがとうございます♪』

陸「みんな〜ご飯だよ〜」

　「「はーい」」

みんなが席について、リキヤさんが
全員の顔を見渡すと

力「それでは、17人最後の寮での晩ごはんです。
　オレの料理を美味しいって食べてくれて
　ほんとにありがとうね！
　いただきます！」

　「「いただきます！」」

　『いだだぎまず〜！(涙)』

陣「もう泣いとんで(笑)」

健「泣かない泣かない。はい、拭いて〜」

健太さんがティッシュで涙を拭いてくれる。

瑠「はい、あ〜ん」

　『あ〜ん、、、おいしい〜(；ω；)』

陸「また泣くじゃん(笑)」

北「ねぇ、泣かないでよぉ。うつる〜」

壱「ほんま北人涙もろいな(笑)」

樹「そんな弟も泣きそうですよ(笑)」

慎「ほんとに泣かないでほしい(笑)」

翔「Aの涙につられるよね(笑)」

海「メンタルも鍛えないとっすね(笑)」

　『それはいい。トレーニングだけで精一杯』

彰「明日引っ越すの誰だっけな？」

陣「えっとなぁ、リキヤさんと
　山彰と海青と拓磨やな」

健「たっくん大丈夫？笑」

拓「Aちゃんじゃないんで大丈夫です(笑)」

　『あ、ディスったね？』

拓「たっくん泣かないよ〜(笑)」

　『あ、またディスったね？』

陣「とうとう拓磨にまでいじられ始めたな(笑)」

　『はぁ、、、たっくんだからいいけどさ』

陣「A、4人に代表で挨拶どうぞ！」

　「「よっ！A！」」「「Aがんばれ(笑)」」

　『待って待って聞いてない！！』

陸「さあ、A頑張れ〜！」

　『陸さんまで！！もぉ〜、、、ふぅ。』

こうゆうのほんとに苦手なんだけど。
しかも話す前からもう泣きそう！
陣さんほんとキライになりそう(笑)

　『リキヤさん、、、みんなのために
　美味しいご飯をありがとうございました。
　一緒にさせてくれたおかげで、
　私も料理が出来るようになったし好きになりました。
　はぁ、、、もう泣きそう、、、。』

健「頑張れ。大丈夫だよ」

隣に座る健太さんが手を握ってくれるけど、
その優しさにも涙が出てきそう。