紅一点は16人がだいすき！3 (ページ30)

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樹「A、なにしてんの」

　『樹。海見てんの〜』

樹「ふ〜ん。」

　『片付けは？』

樹「翔吾さんがいいって」

　『翔吾さん優しいね〜』

樹「ね〜」

　『あぁ〜もう終わっちゃう』

樹「1日早かった」

　『ほんとに。あっという間だった』

樹「なんか今日も健太さんにAとられてた」

　『今日はヒーローだからね〜(笑)』

樹「仕方ないか。」

　『樹、ごめんね。怒られて(笑)』

樹「俺こそごめん。守れなくて。」

　『わたしのわがままだから(笑)』

樹「あのとき、Aの姿が見えなかったとき
　人生で1番こわかったかも。
　もう会えないんじゃないかって。」

　『そんな大袈裟な(笑)』

樹「ほんとだし。」

　『大丈夫。ここにいる』

樹の手をそっと握るA

樹「A。」

Aを抱き寄せる樹。

　『大丈夫だよ』

樹「愛してる」

　『、ん、、、』

2人がキスをした。

カシャカシャ

樹・A 「「え？」」

陣「邪魔してごめん(笑)」

陸「でもするかなって(笑)」

北「なにしてんの樹」

樹「北人さんこそ何してんすか」

拓「いい写真撮れました」

　『たっくんそれ現像したら頂戴ね』

健「この浮気者〜！(笑)」

　『けんたさ〜ん(笑)』

樹から離れて、岩場をジャンプで降り
その勢いで健太に抱きつくA

陣「こら！ワンピース着てんのに
　そんな高いとこから飛ぶな！」

健「あぁもう許すわ(笑)」

瑠「単純すぎる」

平「愛してるｸﾞﾌﾌ」

樹「そんなところまで、、、」

　『樹、愛してる〜♪』

樹「ナメてんな(笑)」

　『さ、片付けしよーっと』

慎「樹さん、そんな簡単にA渡さないっす」

北「そうだぞ〜！」

先にテントへと向かうAを見つめる男たち。

北「いつになったらあの背中に追いつける？」

瑠「ロマンチスト北人だね」

慎「でもほんとA気付いてますか？」

樹「どうだろ？」

健「けんたは気付かせる」

瑠「なんで健太はいつもそんな強気？笑」

壱「カッコいいっすけどね」

片付けも終わり、
みんなそれぞれ休憩。

力「迎えの車来たから帰るよ〜」

　「「はーい」」

力「お世話になりました」

　「「お世話になりました」」

力「よし、帰ろ〜」