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「君がA・サングリアか。まぁ、座ってくれ」
入ったことのない大きなガラスで隔てられた部屋に通された途端、見知らぬ男が前にある椅子を指した
Aは言われた通りに椅子に座ると目の前に座る二人の男を見た
男と言ってもまだ青年と呼んで良い年齢の凛としたおかっぱの男とAと同い年位であろうブロンドの中性的な少年
なぜ彼らがあれほどまでにいけすかない刑事を名だけで脅えさせたのか
まだ世間知らずだったAには到底分からないことだったが、自分とは違う世界の人間なのだということだけは理解できた
「はじめまして。サングリアです」
「ブローノ・ブチャラティだ。こっちはフーゴ、俺の仲間だ」
Aが軽く挨拶をすると二人は物腰柔らかでいかにも丁寧に挨拶と自己紹介を済ませる
「早速だが...君が今巻き込まれている事件についての話をしに来た」
丁寧な態度は警戒心を解くためだったのか、とブチャラティという青年が放り込んできた話題にAは鼻を鳴らす
「明日が裁判です。そこで判決が言われるでしょう」
「そんなこと、俺たちは既に調査済みだ。ここからだ、ここからが本題なんだ」
ブチャラティは身を乗り出すように真剣な眼差しでAを見つめた
「君、八人殺しなんて言われているそうじゃあないか。両親に幼い兄弟達、そして家に侵入したチンピラ共計八人...と言っても彼らは一端のギャングだったらしいがな」
「そう＿いえばそんなことがあった気もしないです」
改めて暴露された事件の概要にAは戸惑いながらも首を捻る
ブチャラティはその言動を見過ごさなかった
「待て、今何と言った？気がする？君は家族やギャングを抹殺しておきながらそんな責任を放り出すような発言をしたのか？」
咎めるような、何かを引き出そうとするブチャラティの言葉
Aは情報を求める彼の言葉に不思議と嫌悪感を感じていないことに気がついた
情報を求めた言葉でも刑事とは全く違う、言い表すことの出来ない心地好さまであった
「覚えていないんです。気がついたら檻の中で＿家族がどうやって死んだのも知らない。でも、自分は家族は決して殺したりなんかしない」
「なぜそう言い切れる？」
「愛していたからです。私がこの世で一番大切にしていたのは家族でした。家族以外なにも要らなかったのに...ギャングに関しては殺してないとは言い切れませんが」
自嘲気味に笑うAを見てブチャラティは何かを決心したように立ち上がった
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泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» 護衛チームでナランチャの絡み多数ですね！了解しました(^^) (2018年11月25日 18時) (
レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - 泡沫(ひゅーず)さん» ありがとうございます！字数制限で書けなかったのですが当方ナランチャ推しでして厚かましいのですが絡みを多くというのもリクエストに追加してもよろしいでしょうか？無理でしたら構いません！ (2018年11月25日 18時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» はしまきさん初めまして〜！ホントに勿体無いお言葉ありがとうございます！リクエスト了解です、ありがとうございます！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - はじめまして、こちらの作品とても楽しく読ませていただきました(^-^)もうすでに他の方が言っているのですが本当に原作を読んでいるかのようでした！もしよろしければ護衛チームと夢主の絡みがみたいのですがリクエストよろしいでしょうか？更新、がんばってください！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - nagiさん» nagiさん初めまして！ミスタホントに好きなのでカッコよく書けるように頑張ってます(笑)リクエスト了解です！(^^) (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいみ | 作成日時：2018年11月14日 22時
