Breve storia 1. タランテラと昼下がり�� ページ29
ブチャラティチームがチームという形を保ち始めて２ヶ月がたった
ブチャラティはチーム全員を分け隔てなく同じように信頼しており、また彼らもブチャラティのことを信頼しているのだが、彼ら同士の結束はまだまだ薄い
フーゴとその後直ぐに入団したAは兎も角、後に入団したナランチャ、アバッキオ、そして入団したばかりのミスタは何処と無くぎこちない
だが、そんな彼らにお構い無しで任務は舞い込んでくるのだ
ブチャラティチームのアジトのリビングではソファにもたれ掛かってフーゴが本を読みながらケーキを食べており、ナランチャは一人でうーん、と唸りながらプラモデルを作っている
Aはフーゴに足を向けるようにして眠っていた
アバッキオはというと先日から別件の任務で席をはずしている
そんなごく普通の平和な昼下がり
そこにある調査に行っていたブチャラティとミスタが帰ってきた
「おいフーゴ、ナランチャ、A、いるか？」
ブチャラティの呼び掛けにフーゴが何ですか？と尋ねる
ナランチャもプラモデルを組み立てる手を止めてブチャラティの方を向いた
ただ一人反応を見せずだらしなく寝ているAを見てブチャラティはため息をついた
「おい、A。昼間からどうした。だらしないぞ」
「あぁ、ブチャラティ...つい昨日の疲れが溜まってて」
ふぁ、と欠伸をするA
彼女の目の下にはうっすらと隈が浮かんでいてブチャラティは彼女を責めるのを止める
「ったく、お前ら三人とミスタに任務だ。ポルポ直結の任務だから失敗は許されん、きちっとこなすんだぞ」
「お、ミスタとは初任務だね」
よろしく、と笑うAに未だ慣れていない様子のミスタはぎこちなくおぉ、と頷いた
がしがし、とAの頭を撫でてブチャラティはある資料を四人に見せた
「今回はネアポリス地区で多発している闇金の取引だな。お前らにはその証拠を掴んで相手をシメて来てほしい。殺す必要はない、少しばかり痛め付けるだけでいいんだ」
「殺しは無し、了解」
「A、この前みたいに惨いやり方でシメるの止めてくださいよ。後処理大変だったんですから」
「Aってそんなに惨く痛め付けんの？俺見てみたい！」
ミスタは彼らの会話を聞きながら馴染めずにいる自分がいることを不思議に思った
俺って結構シャイだったのか＿と
など云々悩みながら、暖かく天気の良い昼下がり、ミスタ達はアジトを後にした
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泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» 護衛チームでナランチャの絡み多数ですね！了解しました(^^) (2018年11月25日 18時) (
レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - 泡沫(ひゅーず)さん» ありがとうございます！字数制限で書けなかったのですが当方ナランチャ推しでして厚かましいのですが絡みを多くというのもリクエストに追加してもよろしいでしょうか？無理でしたら構いません！ (2018年11月25日 18時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» はしまきさん初めまして〜！ホントに勿体無いお言葉ありがとうございます！リクエスト了解です、ありがとうございます！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - はじめまして、こちらの作品とても楽しく読ませていただきました(^-^)もうすでに他の方が言っているのですが本当に原作を読んでいるかのようでした！もしよろしければ護衛チームと夢主の絡みがみたいのですがリクエストよろしいでしょうか？更新、がんばってください！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - nagiさん» nagiさん初めまして！ミスタホントに好きなのでカッコよく書けるように頑張ってます(笑)リクエスト了解です！(^^) (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいみ | 作成日時：2018年11月14日 22時
