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ネアポリス地区、とあるレストラン＿
「なんか外天気いいしさぁー、一日くらい勉強しなくたってさぁー、なんか今日は乗り気じゃあないんだよー」
ナランチャ・ギルガは窓の外からチラリと見えるネアポリスの明るい日差しを恋しそうに眺めながら気だるげにそう言った
彼の手元に広げてあるのは小学３年生の算数の教科書、そして落書きと答えの全く違う計算式が書き殴られたノート
ナランチャはそこへシャープペンシルをツンツンとたてながら隣で困った顔をするパンナコッタ・フーゴという彼より一つ年下の中性的な少年を見上げた
何故＿17の彼が16歳の少年に小学３年生の算数を教わっているかというと、ナランチャが満足に学校へ通っていないからという理由もあったが、フーゴがIQ152という天才的な頭脳の持ち主だからという理由もあった
フーゴはナランチャへ勉強を教えることを苦だと思ったことはなかった
それはいつも馬鹿だ、なんだと喧嘩はしていたが心のなかではフーゴ自身、彼の向上心や自分に足りないガッツを持っているナランチャに尊敬の念を抱いていたからだ
彼らはギャングであるため、誇りや尊敬を大切にするのだ
そんな彼らが勉強をする隣ではグイード・ミスタという青年が本を読みながら紅茶を啜っている
その隣ではA・サングリアが熱心にファッション雑誌を捲っていた
ミスタは横目で雑誌を盗み見ると、オレこの服欲しい、とAに話しかける
Aは嫌な顔一つせずにこっちの方がいい、と二人で仲良く話を始めた
レオーネ・アバッキオはその様子を見て鼻で笑い、音楽に集中した
ブチャラティがあのジョルノ・ジョバーナという少年を連れてくる前はこのような何時もと変わらぬギャング達の日常だった
だが、ジョルノが新入りとしてブチャラティのチームに入って全てが動き出した
まるで、今まで足りなかった歯車が見つかって合致し、全てが回り始めた時計のように
それは彼等にとって待ち望んでいた"希望"のようにも思え、反対に彼等にとって日常を壊すきっかけとなった"厄"でもあった気がする
だが、止めようとしても一度動き出した歯車はすべてを壊さない限り止まることはない
『...ーゴ』
『んん』
『..ス.タ..い...て』
＿ｽﾞｷｽﾞｷｯ
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泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» 護衛チームでナランチャの絡み多数ですね！了解しました(^^) (2018年11月25日 18時) (
レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - 泡沫(ひゅーず)さん» ありがとうございます！字数制限で書けなかったのですが当方ナランチャ推しでして厚かましいのですが絡みを多くというのもリクエストに追加してもよろしいでしょうか？無理でしたら構いません！ (2018年11月25日 18時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - はしまきさん» はしまきさん初めまして〜！ホントに勿体無いお言葉ありがとうございます！リクエスト了解です、ありがとうございます！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
はしまき(プロフ) - はじめまして、こちらの作品とても楽しく読ませていただきました(^-^)もうすでに他の方が言っているのですが本当に原作を読んでいるかのようでした！もしよろしければ護衛チームと夢主の絡みがみたいのですがリクエストよろしいでしょうか？更新、がんばってください！ (2018年11月25日 17時) (レス) id: b90d5ba7ae (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(ひゅーず)(プロフ) - nagiさん» nagiさん初めまして！ミスタホントに好きなのでカッコよく書けるように頑張ってます(笑)リクエスト了解です！(^^) (2018年11月25日 17時) (レス) id: 9351272389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にいみ | 作成日時：2018年11月14日 22時
