君と僕の恋愛話。【オリジナル】

第22話 ページ23

あ「こ、ここか…思ったより大きいな…」


見た感じ、このビル50階はあるそ…！

都会か!!


誠「そんなこと言ってないで入るぞ！」


あ「あっ待って！もしかしたら防犯カメラあるかもだよ！だから…階段で行かない…？」









．









．









あ「あ〜待って！ﾊｧﾊｧ…疲れた…ここ…ﾊｧ…何階…？」


誠「だ、大丈夫か!?もぅ25階だよ！あと、半分だ！がんばろう！」


そう言って、私に手を差し出してきた。

手をつなぐということか…


恥ずかしながらも、疲れていたので手を握った。






なんで、こんな長い階段のぼらなくちゃいけないんだろう…


中のエレベーターで行けばいいのに…



あっ自分で言ったんだった。あ〜なんかバカしたわぁ…


そう自分に呆れながらも生田くんの手から伝わる温もりを感じると、
エレベーターで行かなくて良かったとも思えてしまうのだった。

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