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794話 紺青の拳 ページ45

コナンと話しているうちに、事は済んだようで、中富一行は捨て台詞を残して逃げていった。



一部始終を見ていた地元の人や観光客が、京極と園子を取り囲む。


そこへすぐに蘭が駆けて行ったので、俺たちも2人の元へ向かった。




「園子!大丈夫?」

「うん。真さんが守ってくれたから!」



園子は嬉しそうに京極の腕に抱きついている。




「京極さん、お久しぶりです」


挨拶する蘭に、京極も頭を下げた。

そして、きょとんとした様子で俺たちに目を向けた。




「貴方たちは?」

「初めまして。工藤新一です」

『黒瀬Aです』

「京極真です。 ………」


自己紹介した京極は、じっと新一の顔を見つめた。




「真さん、どうかしたの?」


園子が尋ねると、京極は微かに笑みを浮かべる。




「いえ、工藤くんとは初めて会った気がしないもので…」


そう言って再び新一に化けたキッドを見つめる。


キッドはぎくりと表情を強張らせ、すぐに京極から一歩距離をとった。





「い、いや…気のせいでしょ!」


笑って誤魔化すキッドだが、さすが400戦無敗の男。

俺と同じで、観察眼や勘もなかなかに鋭いらしい。



さっきコナンが、京極は前にキッドを追い詰めた事があると言っていたから、2人は因縁の相手ということだろう。



キッドの様子からするに、相当な目にあったことは読み取れる。






「さぁ、マーライオンも見たし、そろそろホテル行きましょ!」

「あ…それが……」



園子が京極の手を引くが、彼は申し訳なさそうにその場から動こうとしなかった。






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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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096 - ロマンス細胞さん» いえいえ!こちらこそこめんとありがとうございました!告白もありがとうございます(笑) (2020年2月13日 13時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
ロマンス細胞(プロフ) - 096さん» 返信ありがとうございました!(´;ω;`)めっちゃ好きです←(突然) (2020年2月12日 22時) (レス) id: 3aaa867c85 (このIDを非表示/違反報告)
096 - ロマンス細胞さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張ります! (2020年2月12日 21時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
ロマンス細胞(プロフ) - 最高です。これからも頑張ってください!!楽しみに読んでます。 (2020年2月12日 20時) (レス) id: 3aaa867c85 (このIDを非表示/違反報告)
096 - 赤の他人さん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけるように頑張りますね! (2020年2月10日 20時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:096 | 作成日時:2020年1月20日 21時

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