766話 ページ17
『もしもし?やっぱり、そうとう過激な女性みたいだよ、彼女』
すぐに零さんに電話をかけた。
《今回のハッキングの件に関わっている可能性はないか、探ってくれ。可能性は低いが、どこに芽があるかわからないからな》
『了解。…もう帰ったの?』
《風見と合流して、近くに待機してる。頃合いを見て出てきてくれ》
『わかった。彼女はもう夢の中だし、結構強力な睡眠薬だから、しばらく起きないと思う。すぐ済ませるよ』
電話を繋いだまま、天野先生のカバンの中を探る。
『やっぱり盗聴機器。未使用だね』
気になる相手に仕掛けて、使用するつもりだったんだろう。
『それと――…おっと?これは…』
《どうした?》
厚みのある茶封筒。
中には大金が入っていた。
『ざっと100万はあるかな…。教師っていうのは、随分羽振りがいいんだね』
《バカ言え。明らかに怪しい金だ》
零さんのツッコミを聞きながら、天野先生の財布を取り出す。
高級ブランドの財布だ。
中にはこれまた高額の札と、高級ブランドショップのカード。
その中にメモ用紙のような紙を見つけ、折りたたまれていたそれを開く。
そこに書かれていた内容に、笑みを浮かべた。
『…繋がった』
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096 - ロマンス細胞さん» いえいえ!こちらこそこめんとありがとうございました!告白もありがとうございます(笑) (2020年2月13日 13時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
ロマンス細胞(プロフ) - 096さん» 返信ありがとうございました!(´;ω;`)めっちゃ好きです←(突然) (2020年2月12日 22時) (レス) id: 3aaa867c85 (このIDを非表示/違反報告)
096 - ロマンス細胞さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張ります! (2020年2月12日 21時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
ロマンス細胞(プロフ) - 最高です。これからも頑張ってください!!楽しみに読んでます。 (2020年2月12日 20時) (レス) id: 3aaa867c85 (このIDを非表示/違反報告)
096 - 赤の他人さん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけるように頑張りますね! (2020年2月10日 20時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:096 | 作成日時:2020年1月20日 21時