1ヶ月契約

元凶 ページ8

｢おはようございます！81プロデュースの西山Aです！よろしくお願いします！｣

いつも通りスタジオに入っていく。


西｢おはよう〜A｣

｢おはようございます｣

いつも通り、お兄ちゃんにも挨拶をしていく。

中｢おはようA。昨日は無事送れた？｣

｢おはようヨシキ、無事帰れた？って聞く方が優しさがあると思うんだけど。｣

中｢ははっ、たしかに。でも珍しいよね〜梅があんなに酔うなんて。｣

｢……そうだね。｣

演技だったけどな！そのおかげでなんか全部話す羽目になったし、なんか、付き合うことになったし！

そうだよ、元はと言えばヨシキが……

まぁ今更攻めたとこでって感じか。

西｢梅ちゃんそんなに酔ってたの？昨日｣

｢うん、｣

中｢そうそう、そんで、帰り梅がAにくっついて離れなくてさぁ、Aに梅のこと頼んだんだけど、ちゃんと帰れたかなぁって。梅が｣

｢だから、なんで私が送り狼になってんの。ヨシキの中の私のイメージって何｣

西｢A、襲われなかった？｣

どこか真剣な表情で聞いてくるこうちゃん。

｢え、なに、大丈夫だったけど｣

中｢なんだよ〜ちょっと期待してたのに｣

｢あんた本当に最低｣

西｢……そ。｣

ねぇ、そんなに心配そうな顔をするのはお兄ちゃんだから？それとも何かほかに違う感情があるの？




｢……｣

梅｢おはようございます、｣

中｢あっきた、昨日大丈夫だった？｣

梅｢ん？あー、襲われそうになった｣

｢は？｣

西｢は？｣

中｢まーじ？｣

｢いや嘘に決まってんじゃん。｣

梅｢あっはは嘘嘘。ちゃんと帰りましたよ。｣

中｢なーんだ。｣

｢ついていい嘘とダメな嘘があるって知ってる？｣

梅｢ん？知らなーい｣

｢張り倒す｣

梅｢ちょ、朝から追っかけてくんなよ｣

｢あんたが要らん嘘つくのが悪いんでしょ！｣

中｢ふぅ〜仲良いね〜お二人さん｣

｢うるっさい！元はと言えばヨシキが……｣

中｢？俺なにかした？｣

｢……別に。｣

中｢なんだよ〜気になるだろ〜｣

梅｢どこ行くの？｣

西｢トイレ｣

梅原くんと追いかけっこしてたら急にこうちゃんが立ち上がってトイレに行っちゃった。

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