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きっかけ ページ31

貴方「梅原くんが私を好きになったのっていつですか。ていうかきっかけは?」

「どうしたの急に」

貴方「いや、だってずっと好きっていつからだったのかな〜って」

おうちで明日の台本をお互い確認してる時Aが手に持っていたペンをマイクみたいにして俺に向けてきた。

「…いいから台本の確認しなさい。俺は明日これとこれだけだけどAまだ横に山積みであんじゃん。」

貴方「えーもう疲れたんだもん。休憩代わりに教えてよ〜」

「えー……」


教えるわけないけど
いつからだっけなぁと思い返してみた。








西「梅ちゃん梅ちゃん、ご飯いこ」

「誰がお前と行くか」

西「ちょっと!何それ!てか僕だけじゃないから〜」

「は?」

西「僕の可愛い後輩も一緒。それから江口さんも」

「誰?まぁ江口さんいるんじゃいいや。」

西「本気で僕のこと嫌いなの。」

「まさかそんなわけ」

江口さんいるんじゃ奢ってくれるだろうし行くしかないなって、誘われた時はその、西山の言う《可愛い後輩》っていうのはあまり気にしていなかった。別に興味もなかったし。


西「お待たせー」

「ちーっす」

江「あ、宏太朗、梅ちゃん!」

貴方「あ、やっと来た!」

先に来ていた江口さんともう1人の女性。

貴方「梅原さんですよね?はじめまして!西山Aです!」

あ、あの西山と兄弟みたいって言われてる子か。

「西山さん、」

貴方「あ、名前でいいですよ!西山って呼びずらいですもんね!」

「じゃあ、Aで。」

貴方「はい!」

第一印象は元気な女の子。

江口さんや西山と話してるのを見ると男女とは思えないくらいフレンドリーな感じだし、

ご飯食べ始まって30分くらいで梅原さん呼びが梅原くん呼びになっていた。

西「もー梅ちゃん、たのしんでる?」

アルコールが入り完全に楽しんでる西山は俺にだる絡みしてくる。

俺は楽しんでるつもりなのに、周りには伝わりにくいらしい。

貴方「何言ってんの、梅原くんめっちゃ楽しんでるじゃん!」

「え、」

貴方「ですよね?心の底から楽しんでる感じがする!あ、それは嘘か。」

「いや、」

貴方「分かりずらいだけでちゃんっと楽しんでますよね?」

初めて言われた。

いつもこういう場で俺が席を立つと
あいつほんとに楽しいのかなとか無理して俺らに合わせてる?とかそういうふうに言われてた。

西山みたいに楽しんでる?ってストレートに聞いてくるのも珍しいけど楽しんでますよねって言われるのも初めてだった。

初めて言われた→←ヒョロ



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ゆり(プロフ) - 鬼梅さん» コメントありがとうございます!自分的には夢主ちゃんはモテるのに結婚のことや指輪のことに対して割とあっさりしてるタイプなので結婚したのに気が気じゃない梅ちゃんを同情したような言葉です。……我ながら語彙力が無さすぎます(汗)何度でも聞いてください! (2021年2月23日 0時) (レス) id: 5148eaa1f4 (このIDを非表示/違反報告)
鬼梅 - 完結おめでとうございます!質問ですが、神谷さん、中村さん、下野さんに指輪見つかった時に神谷さんが言った「梅ちゃんも大変なんだな」って結局なんだったんですか?理解力なくてすみません (2021年2月22日 23時) (レス) id: cebc7a01dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふわり | 作成日時:2021年1月18日 0時

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