1ヶ月契約

告白 ページ20

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ


2人で買ってきたアイスを食べてるとインターホンがなった。




｢ん？誰だろう｣

梅｢俺出ようか？｣

宅配とか頼んでたかな。

｢ううん。平気｣

って1人で立ち上がったけど後ろから梅原くんも着いてきてくれた。

心配してくれてるのかな？

｢え、なんで｣

梅｢西山？｣

モニターを覗くとこうちゃんが立ってた。


｢どうしたの？｣

って聞いてみたら

西｢遊びに来たよ〜｣

って。

｢えっとーー、｣


どうする？って目を梅原くんに向けると梅原くんは別にいいんじゃない？って。


だからオートロックを解除して部屋まで来てもらった。




西｢ごめんね、突然来ちゃって、｣

｢ううん。全然｣

西｢今日オフってなってたからいるかなって思って。
ん？誰かきてんの？｣


｢あー、梅ちゃんが｣

西｢…そ、なんだ。｣

リビングに戻るとソファーでめちゃめちゃくつろいでる梅原くんがいた。

梅｢よっ｣

西｢おぉ、おつかれ、｣

あ、アイスの続き


こうちゃんはいつもみたいに自分でお茶をいれて定位置の場所に座った。

西｢あ、この間のアイス残ってる？｣

｢うん！まだあるよ｣

この間こうちゃんが買ってきてくれたアイス
たしかまだあった気がする。


梅｢は、お前あるならわざわざ行かなくても良かったじゃん。｣

｢買ってくれるって言ったのそっちでしょ！私は賭け事なんてしなくても良かったんだから。｣

梅｢スプラなら勝てた｣

｢それ聞くの三回目。｣

梅｢今度俺ん家でやろ、負けた方がホールケーキ奢りね｣

｢ねぇ！性格悪いかよ！
あ、お兄ちゃん、やる？スマブラ｣


西｢スマブラ？｣

梅｢負けた方が飲み物ね｣

｢じゃあお兄ちゃん対梅原くんで｣

西｢えぇー、めんどくさいよぉ｣

｢いいじゃんいいじゃん｣

西｢1回だけね｣

梅｢なんか余裕なのがまた腹立つ｣








梅｢……｣

西｢やったー！はい買ってきて！｣

結局また梅原くんの負で梅原くんがジュースを買いに行くことになった。


｢弱すぎだろ｣

梅｢A、買いいくぞ｣

｢なんで私もなの！やだよ一人で行って。｣

梅｢えぇー｣

とか言いながらノロノロ準備をして梅原くんはコンビニへ出かけて行った。


しばらくしてから突然こうちゃんが



西｢好き｣

って。

｢そんなにスマブラ好きなの？もっかいやる？｣



西｢Aのことが。妹としてじゃなくて｣





｢へ？｣








どうしてこう、上手くいかないんだろう。

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