19話 . ページ19
北斗side
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俺が仕事を休んでしまってから丁度1週間。
ようやく暴走したフェロモンが収まり、
ジャニーさんの許可を得て仕事復帰になった。
何故フェロモンが暴走したのか、
いまだに分からないけど…
多分、予想をつけるとしたら那須に会ったからだと思う。
今まで自分以外のΩに会ったことなかったから…
ｶﾞﾁｬｯ
北斗『ごめん皆、おは…よう。』
京本｢お、おはよ、う…｣
なんで今日に限って楽屋に京本しかいないんだ…
休んでた事もあって気まずい…
京本｢あっ、あのさ！北斗って…その…｣
北斗『…？』
京本｢おっ、Ω、だったり、する…？｣
北斗『！？』
まずい、あからさまに反応してしまった。
だってまさか、メンバーからそんなこと言われると思ってなかったから…
やっぱり長く休んだ事が不自然すぎたのか…
いや、それより今はどう返すか、だ。
肯定はしたくない。
北斗『なっ、なわけないじゃん笑』
京本｢…｣
北斗『俺は生まれつきのβだって』
京本｢…｣
京本がしばらく黙り込む。
ばれて、ないよな…そんなことで、余計な迷惑かけたくないし…
京本｢…そんなに、信用出来ない？俺らのこと｣
北斗『…へ？』
京本｢なんでちゃんと話してくれないの！？なんでも話し合える仲間じゃなかったの！？｣
北斗『大切な仲間だからこそ…ううん、とりあえず落ち着い…』
京本｢もう皆分かってるんだよ、北斗がΩなんじゃって。別にΩだっていいよ、でもさ、北斗はなんでそれを話してくれないの？｣
北斗『…でもっ』
京本｢もういいよ、どうせ俺らだけだよ、北斗を信じてたのは。｣
北斗『京本、その…まっ…』
俺の言葉も聞かずに冷たい目で俺を1度だけ見てから楽屋を出て行ってしまった。
ちがう、俺はただ、皆に迷惑かけたくなくて…
だから…話せなくて…
北斗『違う、違くて…なんで…』
だんだんと目の前が真っ暗になっていく。
視界がだんだんとぼやけていく…
目の前に天井がある…
自分が倒れた事に、気づいた。
真っ先に考えたのは、
こんなとこで倒れてたら皆に迷惑をかけてしまう
って事だった。
あぁ、でももう動ける気がしない…
俺はそのまま、意識を手放した。
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京川歌恋 - ありがとうございます！ (2019年11月27日 18時) (
レス) id: e7fbf956f5 (このIDを非表示/違反報告)
SugaR(プロフ) - 京川歌恋さん» コメントありがとうございます！これからも登場する予定ではいます！ (2019年11月26日 23時) (レス) id: 5233d65199 (このIDを非表示/違反報告)
京川歌恋 - 更新ありがとうございます！那須くんと北斗くんってもう出てきませんか？ (2019年11月26日 18時) (レス) id: 2d060b4fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきち(プロフ) - SugaRさん» こちらこそありがとうございます！これからも楽しみにしています！ (2019年11月20日 18時) (レス) id: 2fa5711c13 (このIDを非表示/違反報告)
SugaR(プロフ) - ゆきちさん» コメントありがとうございます！すみません、非公開のままにしてしまっていました…ご指摘ありがとうございます！ (2019年11月20日 17時) (レス) id: 5233d65199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SugaR | 作成日時：2019年9月15日 18時
