3年A組---人質って...先生どうして---7 (ページ37)

今日:8 hit、昨日:3 hit、合計:445,412 hit

---32--- ページ37

『武智...お前だけは許さない』

武智「桐生...大丈夫なのか？

怪我とかは」

『気安く名前呼ばないでいただけますか？

それとあなたに心配されたくないので

さっきのアンタの発言は教師とどうかと思う

教師とは思えない

それに私と澪奈はあんたに言い寄ってなんかない

あんたみたいな人興味ないし

それに澪奈には好きな人が居るの

なのにデタラメを言って...最低っ』

そんな言葉に武智は

武智「商品価値のない奴に用はないんだよ」

『商品...私達は武智の商品なんかじゃないっ！』

柊「生徒はものじゃない！！

人間だぁ！！

俺達が導いてやらなきゃならない...脆くて、未完成な人間なんだよ！

3歩先しか見えてない彼らに長いレールを敷いてやる！

未来を信じてっ行く先を案じてどの道を歩めばそれが彼らにとっての最善なのかを考える

寄り添って...寄り添って一緒にっ答えを探す！

それが...教師の務めだろう」

柊「あ"...はぁ...」

えっ...

『...先生っ！』

咄嗟に私は先生を支えた

その様子を武智は目を見開いて見てる

柊side

柊「ああ...はぁはぁ...」

Aが支えてくれたおかげで立っていられる

柊「アイツらの将来を...俺は見届ける事ができない

......でもだからこそ！！

あいつらには幸せになってもらいたい...」

幸せに...暮らしてほしい

生きてほしい

それが俺の

願いだ

柊side終

柊「ああ...はぁはぁ...」

先生は...限界に近い...そう感じた

柊「アイツらの将来を...俺は見届ける事ができない

......でもだからこそ！！

あいつらには幸せになってもらいたい...」

見届ける事ができない...

そんな事...言わないでよっ！

ちゃんと私達の卒業を見届けてよ

これからもずっと...ずっとずっと見ててよ

お願いだから...