3年A組---人質って...先生どうして---6

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『私も...さくらと同様に先生を信じてるから』

柊「...お前もか」

『ふふっ...それにしてもこのメガネあんまり度が入ってないよね？』



先生あんまり目は悪くないって事かな？



『...って...これ女子トイレ！

女子トイレにはカメラはないって言ってたじゃん！』



嘘だったの！？



てか、美咲何やってんの？



柊「そう言わないとお前の事だからカメラに目隠しするだろ」

『......確かに......』

柊「...A」

『ん？』



視線を上げたら先生が目の前に立ってて



『うわっ...』



ビックリした私は1歩後ろに下がろうとしたけど椅子に躓いて先生がいつも座ってる椅子に座り込んだ



柊「...何やってんだよ」



めっちゃ呆れられながら言われた



『急に目の前に立たないでくださいよ...』



心臓に悪すぎる



カチャ...




『あっ』



メガネとられた...




『...何でそんな真剣な顔してるの？』

柊「何でだと思う？」

『さぁ？』



なんでだろうって考えてたら先生の両手が肘掛けに置かれた



その瞬間に分かった



『先生まさか...』

柊「そのまさかだでもあるけど...

・


・


隠してる事あるだろう」

『っ...なんの事』



その言葉には震えてる



柊「俺がお前の嘘を見逃すと思ったか？」

『...それは...』

柊「何があった？」

『言わなきゃ...ダメですか？』

柊「頼む、教えてくれ」


私は決心して...言わないでおこうと決めてた事を語り始めた


『私の事がマイボイに載るようになった時はそこまで気にしなかったんです

もちろん、マイボイだけではなく他のSNSに私の事が投稿されてる事は知ってた

実際にダイレクトメッセージが色んな人から送られてきてたし

メッセージは応援してますとかどうやったらAちゃんみたいにダンスが上手くなりますか？とかいつも感動をありがとうとか...そういったメッセージもあった』



先生は黙って私の話を聞いてた



『でも...でも1部の人からのメッセージでその人達はすぐに男性だって分かった』


その言葉に先生の表情が明らかに変わった


『......ダイレクトメッセージで性的な事を求めて来たりする人も中には居た

それに...私が居る場所を知ってるってメッセージも来て

誰かが後ろを着いてきてるのも分かってた』

柊「...それで...Aはどうしたんだ？」

『唯月に相談しようと思ったけど巻き込む事になるって分かって誰にも話さなかった』

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