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美咲が立ち上がって先生の前まで行った



そして袋を美咲に1つ任せて出て行った



少し胸がズキってしたけどそれよりも


さくら・貴方「...あっ...」



私とさくらはある事に気が付いた



それと同時に私は美咲が先生に手伝うって言ったのにも必ず裏があるって思ったのも同時だった



だから私は2人の後を追って教室から出た




2人に気が付かれないように美術室の入口に隠れて中の様子を伺った




柊「ありがとう、そこ置いといて」

美咲「はい」




先生は1人準備室に戻って行ったけど美咲は




美咲「...」




袋の中からスマホを先生にバレないように取り出した




やっぱり...




『美咲』

美咲「っ!!


...A何やってるの?」

『それはこっちのセリフ

今スマホを取り出したよね』

美咲「...お願い、見逃し...」

『見逃すわけないでしょ?

隠れて先生とのやり取りをマイボイに投稿する気?

そんなにフォロワー増やしたいの?』

美咲「フォロワー増やすのは別にいいじゃん

それがたとえこんな状況でも...ううん、こんな状況だからフォロワーを増やしたいんじゃん」

『...それ本気で言ってる?』




美咲は...フォロワーを増やしたいがために



先生との約束を守らないつもりなの?




『今すぐスマホを戻して』

美咲「いくらAの頼みでもそれは聞けない」

『...あのね』

美咲「何でそうやっていつも正義感満載なの」

『えっ?』

美咲「...とにかくスマホは戻さないから」

『なら、先生に報告するまで』

美咲「っ...先生、先生...って


Aは先生の事が好きなわけ?」

『どうやったらそんな話になるわけ?』

美咲「否定しないって事はそうなんだ」



美咲は怪しく微笑んだ



『美咲』

美咲「そろそろみんなの所に戻った方がいいんじゃない?」

『っ...』



美咲は私の横を通り過ぎる時



美咲「知らないよ?どうなっても」



そう言って出て行った



『...何を企んでんの...美咲』




美咲の考えはそこで分からなくなった




そして私はある"見落とし"をしていた事に

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あやぼー(プロフ) - 8話とかで増やせそうだったらやってみますね! (2019年2月23日 23時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 真壁くんとの絡みがもっとあったら嬉しいです! (2019年2月23日 23時) (レス) id: 7c9239e795 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - ムーンさん» ありがとうございます^-^ (2019年2月14日 22時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
ムーン(プロフ) - 毎日更新まだかなぁとほんとに楽しみに読ませてもらってます!!これからもがんばってください!! (2019年2月14日 22時) (レス) id: b01781bf55 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 麗さん» 分かります!本当にそうなんですよね(苦笑)楽しみにしててください! (2019年2月13日 21時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 23時

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