日常 ページ2
貴「……離してください」
冨「………」
ああ、またこの日常……
何か知らんがここの学園の男どもが何故か私についてくる……
その一人が冨岡先生だ。
てかアンタ風紀委員の顧問だろ。
ただでさえPTAから苦情来てるのにどうするの、訴えるぞ?
貴「授業に遅れます」
冨「行かなければ良い」
なんでやねん。
なんでコイツ風紀委員任されてるの⁇
「ああああぁぁぁぁぁああああ!!!!」
貴「あ…」
また面倒くさいのが来た…
この人も風紀委員……
善「ちょっと冨岡先生!!何、Aちゃんに抱きついてんですか!?そこの指定席は俺ですよぉぉおおお!!」
は?
貴「ちがっ…」
冨「(今のは)聞きづてならないな、我妻」
冨岡先生の低い声。
ほらいわんこっちゃない。
って、ん?
何かもう一つ黒い影…
実「おいテメェ我妻、そこの指定席は俺だぞォ…」
数学教師の不死川先生が乱入してきた。
いやアンタも違うからな!?
善「イヤァァァァアアア!!!殺される!!」
実「で、冨岡ァ……どういうつもりだァ…?」
冨「愛情表現を行っているだけだ」
貴「いや、あの…」
実「よし冨岡やりあうかァ……」
不死川先生がバキボキと拳を鳴らしている。
ああ、やばいやばい…!!
貴「し…」
私は信頼できる人の名前を呼んだ。
貴「しのぶ先輩…」
し「呼びましたか?…………って……」
来るの早すぎん?
ってか腕につけてる
「A見守り隊」
って何?
し「ちょっと冨岡先生、何やってるんですか?私のAに。毒を打ち込まれたいんですか?」
冨「愛情表情…」
し「あ゛?」
こわっ!?
冨「…………」
冨岡先生はしのぶ先輩の圧に怖くなったのか大人しく私を離した。
貴「ありがとうございます…」
し「いえいえ、A見守り隊として当然です」
マジでそれ何?
し「カナヲ!」
パンパンと二回手を叩くと「何ですか、姉さん」としのぶ先輩と同じ紙を腕に巻き付けたカナヲ先輩が出てきた。
いや、どこから出てきた?
し「Aをクラスまで送ってあげなさい」
カ「わかりました」
カ「A、行こう?ニコ」
貴「あ、はい」
天使や………
不「最後、俺空気…」
し「黙れ」
不「………………」
善「あの、俺もなんだけど……」
冨「(安心しろ)俺もだ」
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白狐 - ギャグがところどころにあって、めちゃくちゃ面白かったです!! ほかの作品も頑張ってください!! (2021年6月5日 12時) (レス) id: d19a121be2 (このIDを非表示/違反報告)
レミィ - 凄い面白かったです!後、信者になりたいのですがいいですか?? (2020年9月2日 19時) (レス) id: ada721d443 (このIDを非表示/違反報告)
澪繭 - めっちゃおもしろかったです!めっちゃ気に入りました!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年8月9日 20時) (レス) id: 0d5cd75cdd (このIDを非表示/違反報告)
おもち - わ、私、し、信者になりたい。 よろしくお願いします。 (2020年7月11日 0時) (レス) id: 4032c9a3e8 (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - からリア王さん» ありがとうございます!嬉しいです!! (2020年5月31日 10時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:昆布の神 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fullmoon723/
作成日時:2020年3月19日 19時