英語が喋れない監督生l

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クロウリー「では学園外に放り出しておきましょう！
鍋にしたりはしません私ッ優しいので！

誰かお願いします」

グリム「ぎにゃぁッ！話すんだゾッッ!!オレ様は…、絶対ッ絶対…、
大魔法士にッ、なってやるんだゾぉおおおおぉ…、」


そしてグリムは外へと放り出される


『…、何であんな必死なんだ？』

クロウリー「ま、少々予定外のトラブルはありましたが、
入学式はこれにて閉会です。
各寮長は、新入生を連れて寮へ戻ってください」


するとクロウリーはあることに気づく

"ディアソムニア寮"の"ドラコニア"がいないと…


『？ドラ、ドラなんだって…？(いや、解らんてッ…名前なの?!)』
？「アイツがいないのはいつもの事だろ？」

？「あれ？もしかして、誰も式の事を伝えてないのか？」
？「そんなに言うのならアンタが伝えれば良かったじゃない」
？「う〜ん、でも俺、アイツの事あんま知らないんだよな〜、」


そして生徒達が騒めく


生徒「ドラコニアって…まさか"マレウス・ドラコニア"？」
生徒「この学校に通ってるって、マジだったのかよっ…、」
生徒「怖(こえ)ぇ…、ッ」

『…ふぅねぇ、もう諦めて良いっすか？』


その名前はどうやら貴方には難しく聞こえた模様…、
なのでははっきりその名前を聞けないし、覚えられない

そして彼らはマレウスの事が着てない話などをしながら去って行く
その際、左眼に傷を覆っている青年は貴方を見た


(『うっわ、ェなんか怖い人に睨まれたんですけど…私何かやったんか？』)

クロウリー「さて、ユウさん…、残念な事ですが、
貴方には、この学園から出て行って貰わねばなりません。
魔法の力を持たない者を、この学園へ入学させる訳には行かない。

心配は入りません、闇の鏡がすぐに故郷へ送り返してくれるでしょう。
さぁ、扉の前へ。強く故郷の事を念じて…」


そう言い貴方の背中を押し、鏡の前へ立たせる


(『？私帰って良いって事？なのか？…、それにしても変な夢だな…、
早く帰りたい』)

クロウリー「さぁ闇の鏡よ！この者をあるべき場所へ導き給え！」


クロウリーはそう言った…、だが、闇の鏡はなんの変化もない
クロウリーはもう1度唱えようとした時だった…

　


闇の鏡「"何処にもない"」
　
　
　
クロウリー「え？」


　

闇の鏡「この者のあるべき場所は、"この世界"の何処にも無い

無である…」
　
　
　
『…？ぇ、どゆこと？』


この状態が全くと言って良いほど解らない貴方

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