英語が喋れない監督生l

・ ページ47

『あ』


暗い表情が一気に晴れる
エースとデュースが急いで白衣とゴーグルをつけ、席に座る

席は貴方の隣だ。

その直後にチャイムが鳴る。なんとも良いタイミングだ


1限目"魔法薬学"

先生「お前達が、今日から俺の担任クラスに入った新顔か」


すると先生は貴方をふと見たり、別の人を見たりとする


先生→クルーウェル「ふぅ〜ん、珍しい毛色をしているなら。悪くない。
日頃の手入れを欠かさないように。

俺の名前は"デイヴィス・クルーウェル"。
気軽にクルーウェル様と呼んで良いぞ。

さぁ、さっさと席に着け。授業を始める

……まず、基本的な知識として、
薬草と毒草、100種類の名前と見分け方を、
お前らの小さい脳味噌に叩き込む。

菌糸類はまた別だ。
散歩中に知識なく口に入れて、中毒にならないように、
いずれ覚えてもらう。

犬はすぐに拾い食いをするからな。

テストで赤点を取る生徒が1匹も出ないように、
厳しくしつけして行くから、そのつもりで」

(『この雰囲気、絶対解りません言えない空気や。オワッタナ…、』)


なんて、密かに絶望する貴方

そして3人が話す中、クルーウェル先生が「stay!!」と言う
すると3人は一気に黙り込む

そこからは4人で本を開き、薬草と毒草を見る

見た目などはすぐに覚えた貴方だが、名前が…、やっぱり英語
そのためかなかなか解らない。特に発音が


クルーウェル「オイそこの仔犬」


そう言われて、持っていた鞭のようなものが肩に置かれる


『ヒョォ…、クCrewwell,teacher…』
クルーウェル「そういえばお前はゴーグルと白衣がないな。
特別にあげよう」


そう言いどこからゴーグル2つと白衣が出てきた


クルーウェル「きちんと着るように、勿論そいつもだ。
いいな？」
『え？』

クルーウェル「返事はッ？」
『y,yes!!』
クルーウェル「good boy.それでいい。では行くぞ…、」


まぁ結果は…、
そこそこだったが名前が覚えられないと言う…


…


2限目"魔法史"


トレイン「私は、魔法史の授業を担当する、トレインだ。
こちらは使い魔のルチウス。
君たちには、この世界に繁栄(はんえい)をもたらしてきた、
魔法についての歴史を学んでもらう」

ルチウス「ホア"ァ〜〜…、」
(『あ…、ルチウスだっけ？メチャカワや』)


なんて思いながら耳を傾ける貴方
そして教科書だが、ない為たまたま隣にいたデュースと一緒に使うことにした


＿＿＿
ジャミル・バイパー 誕生日おめでとうございます

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す