第伍拾壱話 ページ6
目を光らせ、
愈史郎「寄ろうとするなッ珠世様にぃいッ!!!」
そう云い、柔道で云う投げ技
一瞬揺れる床。ひしひしと伝わる痛み。
貴方は想わず『ヒッ』と小さな声で驚く
すると珠世の背後から何が黒い霧が見える。顔も先程より怒っていた
珠世「愈史郎…」
愈史郎「ハッ!」
一瞬にして元に戻る
愈史郎「投げたのです珠世様。殴ってません」
珠世「どちらも駄目です」
愈史郎「はい！」
『…』
貴方は察した…
(『愈史郎さんは珠世様の事になると例え相手がどうなろうとも守る…。
あ、愛…いや過保護と言うべきか、、とにかく想いを寄せてる』)
と。
炭治郎「っててて…、教えてください」
そう言いながら姿勢を戻す
貴方は珠世の方を向いて話を聞いた
珠世「どんな傷にも病にも、必ず、薬や治療法があるのです。
今の時点で鬼を人に戻すのは出来ませんが…。
それもきっと…、」
炭治郎を少し寂しい顔をした
珠世「ですが、私たちは必ず、その治療法を確立させたいと思っています。
その為に、貴方方にお願いしたい事があります。
治療薬を作る為には、たくさんの
貴方方にお願いしたい事は弐つ。
壱つ、炭治郎さんの妹さんの血を調べさせて欲しい
弐つ、出来る限り…、鬼舞辻の血に濃い鬼からも、血液を採取してきて欲しい
禰豆子さんは今極めて、
弐年間眠り続けたとのお話でしたが、恐らくその際に身体が変化している」
『…。』
貴方は真剣に、ただ黙って話を聞き続ける
珠世「通常、それほど長い間、人の
まず間違い無く凶暴化します」
そんな話の中、愈史郎は思った…
愈史郎(「珠世様は今日も美しい…、きっと明日も美しいぞ」)
と…。
そんな思いを貴方は文字で見えてしまった
が、云う筈も無い。ただ、見て見ぬ振りをした
珠世「しかし、驚くべき事に、禰豆子さんにはその症状が無い。
この
炭治郎は悲しい顔をしながら右手で禰豆子の頬を優しく撫でる
その際、禰豆子は幸せそうな顔でその手を握りしめる…
珠世「もう弐つのお願いは、過酷なものになる」
その言葉をした時の珠世は悲しい顔だった
珠世「鬼舞辻の血が濃い鬼とは、即ち鬼舞辻に、
より近い強さを持つ鬼という事です」
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» もう、なんと仰ったらいいか…、本当にありがとうございます。教えてくださり、誠に有難うございます (2020年10月6日 10時) (
レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 37ページ 善逸と正一がする。 はするではなくいるではないでしょうか？ (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 33ページの 稀血が渡さないッ！ ですが、がだと少々可笑しな文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 21ページに次男感とありますが長男感ではないでしょうか？ (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 霊夢たん！さん» 有難う御座います！ (2020年8月11日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
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