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第捌拾弐話 ページ48

老婆「お医者でございます」
医者「こんばんは、杠ハルミですね」
『あ、はい…』

医者「話を聞く限り背中に傷を負ったのですね…
すぐに手当てをしますので…」
『有難うございます』

そして浴衣を半分くらい脱ぎ背中を見せる

医者「これは…、」

とはく。やはり驚きを隠せない様子

医者「一歩間違っていたら下半身が動かなくなってしまうくらいの深さです。
それに傷が残る可能性も…」
『残っても構いません…、

覚悟の上なので

すると医者は再び驚く、そして少し笑う

医者「流石鬼殺隊ですね…、しかし、やはり女性の身には傷は避けたい
杠さん、充分お気をつけて…」
と云いながら手当てを私してもらった

医者「骨とかは折れてませんでしたね。
ただ少し右手が赤くなっています。…捻ったのでしょう
それに左脚もですね…、」

と云う。正直貴方は自分でさえ解らなかった

『そうだったんですね…、自分でさえ気付きませんでした』
医者「あまり無理をしないでくださいね……。はい、終わりましたよ」
『有難うございますお医者様!』

医者「いいえ、お大事に。それでは失礼しました」
老婆「ゆっくりとお休みくださいませ」

そして2人は出ていった…

いなくなると静かになる部屋
どこか物足りない

しかし、そう考えている時間はあまり無い
再び本通りに全集中をし出す

やはりきつい、しかしそれでもやり続ける

『グッ、ハァ、ハァッハァ…ァ…、クッ、う、吐きそうッ…』
少しやり過ぎたせいで吐き気を覚える

(『やめようッ、このままだと吐いてしまうッ…、壱番避けたい事だ』)
そして今日の全集中は終わった

すると隣部屋から声がした

善逸「きゃあああ!鍵かかって無いんか〜いぃいい!
まままま守ってぇ!俺を守ってぇ!」

凄くうるさい…、貴方は想った。
だが行きたくは無い

すると静かになった

『…、寝よう』
そして布団の中に入った…
するとすぐに眠気が襲い、眠りについた…が、


善逸「即・粛・清ッ‼‼
鬼殺隊を、ナメるんじゃねぇええッ‼‼


その声に一気に目覚める
少し苛立ちを覚える

貴方は布団から出て、隣部屋へ行く


バンッ!


勢いよく襖を開ける

『あら、こんな時間に刃を振って遊んでいる人がおりますね…、
どういう事ですか?我妻善逸さん…?』

貴方の笑顔はあの時の炭治郎と同じ…いや、
もしかしたらそれ以上怖かった

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作品ジャンル:アニメ
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» もう、なんと仰ったらいいか…、本当にありがとうございます。教えてくださり、誠に有難うございます (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 37ページ 善逸と正一がする。 はするではなくいるではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 33ページの 稀血が渡さないッ! ですが、がだと少々可笑しな文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 21ページに次男感とありますが長男感ではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 霊夢たん!さん» 有難う御座います! (2020年8月11日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年11月10日 19時

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