季節の呼吸を持つ少女【鬼滅の刃】第弐話

第漆拾伍話 ページ40

？「威勢の善い事言ったくせにッ刀も抜かねぇ、この屑がッ!!
同じ鬼殺隊なら戦って見せろぉお!!!」


と蹴り続けた結果、地面に横たわる
その風景は炭治郎の精神的外傷(心的外傷)を思い出す

罵声を発する猪の被り物男、何を云われようが箱を離さない善逸
炭治郎は怒りでいっぱいだった…、


？「もういい…、これ以上俺の邪魔をするなら、


お前ごと箱を串刺しにしてやるッ!!」


刃を構えた時、炭治郎は「やめろ!!」と云った…


シュッ…


音と共に一瞬の速さで居なくなり、気づけば猪の被り物男の方へと行ってた


炭治郎「やめろぉお"おおおお!!うぉお"おおおおおお!!!」


思い切り殴り掛かる


ゴキッ…!!!

？「がぁあッ……！」

凄まじい音が聞こえた


善逸「骨ッ折ったぁあああッッッ!!!」


と驚きを隠せない善逸


炭治郎「お前は鬼殺隊員じゃないのかッ!何故善逸が刀を抜かないか解らないのか?
隊員同士で悪戯に刀を抜くには、ご法度だからだ!!!

それをお前は一方的に痛めつけていてッ、楽しいのかッ?
卑劣、極まりないッッ!!」


炭治郎からは「怒り」と云う文字しか出ていなかった

『弐人とも行きましょう』


そう言い、清の手を引っ張り善逸と正一の方へ行く


『大丈夫ですか善逸さん？』
善逸「ハルミちゃん…、ッうわぁああああん!!
怖かったよぉお!!めっちゃ殴られたし！もう何なの！いやァアア!!!」


と貴方に抱きついて、汚い声を出しながら泣いて云う


善逸「ってか肋折れてるのにあんな動きやばくない!!⁇
ねぇおかしいよ絶対!!人間じゃねぇわ!!!」


と怒りながら泣く


『大変だったのは十分承知しました。だだ離れてくれると嬉しいです…
治療ができません』


と冷静に返す


善逸「やっだぁあ!ごめんなさいぃ!!でもいい匂いしたから嬉しい!!!」


と何とも云えない顔で云う
苦笑いのような、無表情のような……


善逸「ごめんねぇええ!!お願いだからそんな顔しないでぇええ!!」
『え、えぇ…肝に免じます。それより治療を、、』


と背嚢にある治療箱を使い、怪我したところを治していると


炭治郎「ちょっとぉ…、落ち着けぇえええええ!」

と言い炭治郎は猪の被り物男に一発で頭突きを喰らわす

善逸「うわぁあああ!!音ぉ！頭骨割れてないぃい!!?!」
『可能性は高いです。結構嫌な音しましたし、、』


と冷静に分析する貴方に、


善逸「なんかめっちゃ冷静だねハルミちゃん!!」


と云う善逸だったのだ…、

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