英語が喋れない監督生III

・ ページ40

観客達はある方向へと行く…

その先にはディアソムニア寮の選手団だった、、


《皆さん逃げてッ逃げてくださいッッ!!!》


逃げるも巻き込まれてさらに人数が増える…


《まずいっこのままでは群衆に押し潰されるッ!マレウス様お守りしろ!》
《マレウス様こちらへ!マレウス様ッ!ぐわ〜!間に合わない〜!押し潰されるぅう〜〜!!》
《あぁ〜〜〜っ!!マレウス様〜〜!!》


押し潰されるマレウス様……

あぁ、、


素晴らしい、作戦通りに動いている

まるで本のシナリオ通りに進んでいる。思わず笑いそうになるが、耐える貴方。
だが、顔にはハッキリと出てしまう


(『馬鹿だなぁ…茶番とも言える作戦にノっちゃうなんて…、、』)


数分後、ラギーが帰ってきて話す。
そしてラギーを始め「万歳」をし出すサバナクロー寮

さて、、そろそろだろう…

そう思い振り返ればすでに立っているリドルがそこにいる
そしてエース達やハーツ寮生数人も立ち上がり、マジフト場へと入る。


リドル「話は聞かせてもらったよ」


その言葉を聞いた瞬間皆が振り返り、驚く


レオナ「これはこれは、ハーツラビュルの皆さんがお揃いで。
そこにいるにはウチの1年坊じゃないか…。ハーツラビュルに転寮したのか？
ジャック「俺はただ。アンタ達と肩を並べたくねぇだけだ!」

レオナ「こんの裏切りもんがッ！」


リドルが続いて話す中、サバナクロー寮生は何処か余裕を持っている雰囲気があった


寮生「レオナさん、やっちまいますか？」
レオナ「フンッ軽く遊んでやれ」


そう言うと数人のサバナクロー寮生がマジカルペンを構える
だがリドルは何も動じない。動じるわけがない

マジカルペンを取り出し、一振りすれば、…杖に変わった


リドル「"首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)"!!!」


キランッ


呆気なく数人の寮生の首の例のアレが付く


ラギー「こんなことしたってどうせディアソムニアの奴らはもう手遅れッス!」


と笑うラギー
だが、それは反抗する者がいた…


？「ほほぅ？それは興味深い話じゃ」
？「誰が手遅れだと？」
？「この通り、俺達ディアソムニア寮の選手には、怪我1つない。そいつらのお陰でな」


食堂の時に出会った3人がそこにいる


ラギー「えっ!?あれっ!?お前らはさっきッ、群衆に飲まれたはず……」

ケイト「ざーんねん!
アレは俺のユニーク魔法"舞い散る手札(スプリット・カード)"で増えて変装した、俺くん達でした!」

レオナ「なんだと…」

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す