英語が喋れない監督生III

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エース「ほらユウ行くぞ！」


そう言い貴方は立とうとした時


モンストロ「ちょっと待って」
スミッティー「よ〜、エーくんデューくん。それにリョウチョー。
お、けーくんもいるじゃんお久〜」
ケイト「いやいや、同寮じゃんか〜。も〜〜！これから犯人捜ししに行くのに〜！」

モンストロ「申し訳ない。でも、この子に会いたい人が居てね。
ちょっと借りたいんだ」
スミッティー「悪ィ事はしねぇよ。おら、その犯人捜しやら行ってこい！」


そう言いシッシと追っ払う


モンストロ「大丈夫。後で届けに行く。ね？」
ケイト「仕方ないな〜。後で電話してよ！」
モンストロ「えぇ、ではいってらっしゃい」


『え……、、ドユコト？？』


置いてけぼりの貴方
そして訳もわからず連れて行かれる。
どこに行くのか解らない不安、しかしそれもすぐに消えた


スミッティー「よ〜ゲンくん」

ウァーゲン「ウァーゲンだ、そのあだ名やめてください」
『ウ、ウァーゲンさん！？』


唯一日本で話せる相手だった


ウァーゲン「こいつらに頼んで貴方を連れてきました。
それで、君たちは今犯人捜しをしていると…、」
『え？そんなんですか？』
ウァーゲン「は？オマエ解らないで動いてたんです？」

『いやだって言葉が…』


そう言い「は〜…」とため息をし、頭を抱えた
申し訳ない気持ちが溢れた


ウァーゲン「最近、君達が良く聞き込みをしていると聞いてます。
それも、どうやらマジフトの選手候補ばかりの人。
それで、君達は誰が犯人か探している…。というところですかね」

『た、多分合ってます。ケイト先輩がSNSで調べてたとか、
トレイ先輩の怪我もなんか偶然じゃない気がしてて。兎に角大変なんです！

ど、どうすれば……』


なんて言いながらブツブツ言い、頭を抱える


スミッティー「なぁ、ゲンくん。お前ら何話してんの？」
ウァーゲン「えぇ、彼の故郷の言葉です。我々とは違う言葉なので」

スミッティー「マジ！？じゃあ今までの言葉は……、」
ウァーゲン「おそらく半分以上は分かっていない」
モンストロ「まさか留学生とは」


ウァーゲン「多分違います」


『ハッ‼︎』と我に戻りウァーゲンの方へ向く


『た、確か皆さんは行くと言ってました！は、早くしなきゃ！』
ウァーゲン「お前はバカですか？根拠もない犯人捜しは本当にバカバカしい。
証拠が無ければ、捕まえた所で意味がないですよ」


証拠なんて無い。だが…


『それでも、私は行きます‼︎』

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