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12.河川敷 ページ13

*一松*

「はあっ……あのバカ…」

なんでこんな夜に何も

着ないで行くかな。

河川敷っておそ松兄さん

言ってたな。

クソっ、意外と遠いな……

「はあっ、はあっ、寒…」

ピュゥゥゥゥ

風が強く吹いている。

現在2時くらいだ。

「どこだよ、もう……」

「こんなに小さく街が

見えるなんてッ!」

!?

この声の主は……?

あ、いた……

河川敷の橋の下で

騒がしく練習をしている。

今は他人のフリ。

土手の上から見下ろす位しか

出来ない。

「さあっ!今すぐに

私の手を取りッ!この街を

出て行くのですッ!!」

うわ、声でか……

通報されたらどうすんだ…

「たとえッ、この先どんな困難がッ

待ち受けていようともッ!

必ず守るッ!

貴方のことをッ愛することを

誓いましょうッ!!!

明日の朝日を浴びるとっ……ん、

んんん?おっ!

一松、いちまあああああつ!」

しまった。こちらの存在に

気づかれた。

大きく手を振ってくる。

「ばっ……声、声でかい…」

「どうしたこんなミッドナイトに!」

近くに寄ってきた。

「お前っ、…上着忘れてる……」

「OH〜〜〜!そうだった!ズビ。」

ズビ?

よく見たら鼻水が垂れている。

「マイどてらじゃないか!

サンキューだ、一松!ズビビ」

「あっ////…そ。風邪引く バカが」

「よし……暖かいな!

一松の心地がする!」

はい?

「あ……お前、その台本

1人でやって意味あるの?」

手にはシワシワになった

台本が強く握られている。

「もちろん!台本の内容が

すっかり頭に入った!

そりゃぁ、相手がいることに

越したことはないが それでも

着実にオレのギルティは

進んでいr……」

「その……//



俺でいいなら、

相手役……っ、

練習、付き合い…ます、



けど……?///////」

パアッッッ。

カラ松が笑った。

「本当か!?」

「嫌なら……別にいい、

けどさ……///」

「やってくれ!」

真っ直ぐな瞳だった。

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設定タグ:おそ松さん , 色松   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ふくまる | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年4月1日 12時

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