[デンキ街の本屋さん]馬は今日も楽しいよ

女子会 ページ20

次の日

「お疲れ―」

仕事終わり。

「ねえねえ」

ちょんちょん

誰かにちょんちょんされた

誰だ？

ひおたんだ

何の用だろう・・・

「私たちこれからカフェで女子会するんだけど人１もどう？」

女子会・・・恋話とか？

でも私は好きな人がいない

「うんいいよ」

別にこの後の予定もないから、

「やったーじゃあ私つもりんにメールするから」

ひおたんはうれしそう。いいな。

私はエプロンを脱ぎ、コートに着替え店を出た

しばらく歩き、カフェについた

カランカラン・・・

「いらっしゃいませおひとりですか？」

なんて言おう。つれがいますとか？

私はコミュ障だからな・・・

「おーい、A−こっちこっち」

ひおたん！あと先生ちゃん、腐ガール、カメ子、つもりんもいる。

私は走って向かおうとしたが・・・

ドン！

急に店の人とぶつかって水が服にこぼれた。

このコート今年買ったばかりなのに・・・

私は涙を流した

「A、大丈夫か？」

最初に駆け付けたのは先生ちゃん

そのあとにひおたん、カメ子、腐ガール、つもりんも来た

でも・・・コート・・・

「コートびしょびしょだね・・・」

腐ガールが心配してくれたのか、私の頭を撫でた

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