○.°雪男と雪女10人物語 3

○°苦手なもの ページ17

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私には苦手なものが３つある。

一つ目は甘いもの
二つ目は怖いもの



三つ目は………



？『やってるねー、お疲れ様！』

深『滝沢くん！！！お疲れ様です！』

『！！！？？』

スノ『お疲れ様です！！』



そう三つ目は…

滝『Aやってるかー？？』

『あっ、お疲れ様です…滝沢くん。
やっ、やってます。頑張ってます。』


そう、何を隠そう私が三つ目に苦手なのが
Jr.の頃から一目置かれずっとスーパーアイドルをして
華々しく引退し、副社長に就任したタッキーこと滝沢くん。


滝『ふーん、なんかあれじゃない？A最近歌の方スランプらしいけどー噂だとー』

『スランプってゆうか、なんというか、、』

滝『モデルの方はどうなの？』

『あっ、ちゃんと頑張って、、はい。』


深『ちょ！滝沢くん！うちのひめいじめないでって何回言えばいいの！！』

滝『別にいじめてねーよ、人聞き悪い！』

ラ『えー滝沢くん虐めないで下さいよー、お姉ちゃんの事』

滝『深澤、お前ラウールに悪影響だぞ』


滝沢くんは自分にも他人も凄く厳しい方で
厳しい世界をすごく知ってるからこそ
誰よりも努力して、誰よりもアイドルをしてた方だから
もちろん尊敬してる。

ただジャニーさん含め滝沢くんの周りは割と私に甘かった分、滝沢くんは私には人一倍厳しかった。

居残りも散々させられたし、何回も泣かされた。
それは私のためであって分かってても、未だに恐縮してしまうし、滝沢くんは絶対に私を甘やかさないから
ほとんど褒められたこともなく、怖い印象のままで苦手なのだ。



滝『ふーん、でもダンスは上手くなったんじゃない、あと雑誌、表情たくさん作れるようになったじゃん。』


『えっ？？』

滝『あはは、お前絶対俺がお前の雑誌とか見てねーと思っただろ？毎月出てるの全部見てるよ』


『、、、うそ。』

滝『嘘じゃないよ、お前の活躍は期待してんだぞ、一応な。』


まさか滝沢くんが私が出てる雑誌を見てくれてるとは思わなくて、泣けてきてしまった


滝『まあ、頑張れよ』頭ポンポン


『泣、、はい。』

深『ちょっと滝沢くんまじ泣かさないでよ！』

滝『うるさっ、お前だけ飯抜きにすんぞ！』

深『え？もしやこのあとご飯？滝沢くんの奢りで？
みんな世界のタッキーが奢ってくれるって！』

スノ『ありがとうございます！』

少し滝沢くんの苦手意識が減った今日でした。

『滝沢くん、焼肉がいいです』

滝『調子のんな』

やっぱり少し怖いです。

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