雅 -miyabi- 第3章 (ページ46)

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番外編17 ページ46

CM side

だいぶ時間が過ぎてしまった…

本当は、SUMカフェでAと再会した後、
雅に行ってSMFamilyで誕生日を
お祝いする予定だったのに

報道陣に取り囲まれて
やっと動けたのが約束していた18時だった

移動中にヒチョルヒョンに連絡して
迎えに行ってもらった

寂しがってるかな、A

本当は、一番に君の声で
おかえりが聞きたかった

後で、たくさん甘えさせてあげよう…

そんな事を思いながら
俺は雅に向かった

MN『もうすぐ雅着くぞ』

CM『ん、ありがとう、マネヒョン』

MN『いい報告待ってるからな』

CM『(笑)』

今日は、Aの誕生日と同時に
とある計画を実行する事になっていた

もちろん、ヒョンたちに手伝ってもらって

ジョンスヒョンに連絡して
準備に入ってもらう

そして…

雅の電気が消えたと同時に
動画を流し始めた

「………っ、これっ」

そこには、
みんなからAへのメッセージが流れる

君の好きな歌をBGMに
ユノヒョンやマネヒョンたちにも
手伝ってもらって

そして、最後は…

CM『A、遅くなってごめん、ただいま』

『～～～っ、おかえり！チャンミン！』

Aはみんなが
目の前にいることも忘れて
抱きついてきた

ようやく触れられた愛おしい人

嬉しそうに抱きつくAを見て
会場は温かい拍手で溢れかえった

CM『A、2年前の約束覚えてる？』

『うん…』

CM『待たせちゃったけど、
これからチェガンチャンミンとしてじゃなく
シムチャンミンとして俺の傍にいてください』

俺は、Aの左手にはめられていた
指輪を外して、結婚指輪をはめた

『え、チャンミン、これ…』

CM『今日からがスタートです』

僕は、一度はめた指輪を外して
Aに内側を見せた

そこには、with You..今日の日付と
僕とAの名前が掘ってあった

HC『全く、見せつけてくるぜ…』

LT『僕らいること忘れてるよね？』

YH『まぁまぁ、二人にとっては
記念日になるんだし』

CY『ぐすっ、俺らの身にも
なってくださいよぉ』

周りを見ると、
ドンへヒョンやキュヒョン
SHINeeやEXOのメンバーたちは
何故か抱き合って泣いてるし

BoA『良かったわねー！A』

BoAヌナに捕まるA

だけど、Aの顔は
とても嬉しそうで幸せ、そのものだった