私の好きな人 ページ9
近くのベンチで、
《あそこ俺んちなんだ。
どうしてお前がいるんだ？》
『俺の友達がそこのマンションなんだ。』
《いつこっちに戻って来たんだよ。》
『少し前だけど。』
《そっか。じゃあな！》
『今も！！今でもアイドル目指してんの？』
《...お前には関係ねえよ。》
＊
次の日
学校の購買でお昼ご飯を買う。
ちょうど私の目の前で焼きそばパンが
売り切れになった。
「焼きそばパン食べたかったなぁ...
違うの食べよっかな。」
『はい。これやるよ。食べたいんだろ？』
「えっ？」
そこにいたみんなが私たちの方を見る。
女��3-1の転校生だよね��
女�爛ぅ吋瓮鵝銑�
女子たちが沸く。
「いいの？」
『うん。』
そこに...
《おばちゃん！焼きそばパン！》
�牋�いね、売り切れなの��
あの人...
「あの人って平野紫耀だよね？」
〔そうだよ。〕
えっ...どうしてうちにいるの？
〔前も言ったよ。〕
「嘘でしょ〜〜！！
弥生言ってた？」
〔言ってた。本当に鈍いよ。
その眼鏡にあんまり人と関わらないからじゃない。
お互い！〕
めっちゃ興奮している私に、
〔どうしたの？何かあるの？平野くんと。〕
「な...何もない。」
何もないって言うのは嘘。
平野紫耀くんは何気にテレビで見ていた
アイドル番組で知った。
だけど、ギリギリメンバーから外れて
それきり姿を見なかった。
そんな彼が、
ジーっと私の方を見ている。
《それ食べないなら俺にくれ。》
「えっ...」
〔ダメだよ。これは道枝くんが
杏にくれたんだからね！〕
私は何も話すことができず
ずっと緊張していた。
カフェでぶつかった時も
廊下でぶつかった時も平野くんだと思っていても
アイドルを目指していた彼とは今は随分、かけ離れている。だから、気づかなかった！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いおり(プロフ) - 面白いです！もっともっとこのお話みたいです！楽しみにしています！ (2020年10月8日 7時) (
レス) id: 6684895a09 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズや良心なジャニヲタが可哀想… - ジャニヲタはこれだから、嫌われるんですよ…ルール無視、自己が正しいって感じ。うらつくのルール守れんなら、作品作んな!!違反者が… (2020年10月5日 1時) (レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
： - ルール違反の常習者！違反報告。 (2020年9月29日 17時) (レス) id: d98e7fe05f (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - ｵﾘｼﾞﾅﾙ ﾌﾗｸﾞをちゃんと外しましょう (2020年9月28日 17時) (レス) id: e42deea010 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レモンド | 作成日時：2020年9月28日 17時
