6…匂い ページ6
「……待て、どういうことや。」
先程の何倍も頭を悩ませるトントン。
ゾムは観察眼が鋭いため、見間違えることもないはずだ。
かと言ってロボロのカメラが狂う訳もありえない。
けれど両方の意見を取り入れると、鬱とショッピの意見が食い違う。
トントンは、ここはショッピに直接会ったという鬱に話を聞こうと思った。
「違うところぉ？んなもの無かったで…………
トン氏ぃ！剣向けんといてや！！ほんまやって！！…あ、でも」
「でも？」
「ショートピースやなくてキャスターの匂いしとったな。」
鬱はトントンに剣を向けられたからか、必死に捻り出した結果、煙草の匂いが違うことに気がついた。
「俺、今日はキャスター吸うてないっすよ。ショートピースとハイライトだけっす。」
そう、ショッピは気分によって吸う煙草を変えるため、一日に二種類吸うこともある。
だが、キャスターは吸った覚えがなかった。
トントンはそれを聞いて、一つの考えに至った。
「……別人なんか？」
「でもゾムが見間違えるて相当やない？」
「せやなぁ、そのそっくりさんに忠告せんとあかんなぁ…」
その時、大きくサイレンと放送がなり響いた。
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らむこ(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2019年5月25日 11時) (
レス) id: 70493a7da1 (このIDを非表示/違反報告)
桜兎(プロフ) - 大好きです！主人公くんとショッピくんの絡みが尊すぎる (2019年5月25日 7時) (レス) id: 832086f9ca (このIDを非表示/違反報告)
文月零(プロフ) - 皆からチーノくんのヘイトがどんどんたまっていくぅ↑！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 46da8e3aa1 (このIDを非表示/違反報告)
有 - らんっ……っらんっ……！！ (2019年5月24日 19時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 更新の早さに感謝と驚きがとまりません...!好きです! (2019年5月23日 13時) (レス) id: a4dc8f380c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダント・ルーネ | 作成日時：2019年5月8日 23時
