40…会話 ページ40
ゾムが説明を終えると、「え…？」と情けない声を漏らしながら、二人をじっ、と見つめた。
しばらくした後、慌てたように背筋をぴしっと伸ばし、こう言った。
「私、エーミールと申します…！ふ、普段はここに居りますね。作戦を練ったり、経済だとか言う面で働かせてもらつてます！！」
「猫被ってんやないぞエーミールぅ」
「猫被っとんのお前やろ！」
チーノと会話を始めるエーミール。
からかわれつつ、怒りつつ、笑顔でどこか楽しそうだ。
「俺、Aっす。」
エーミールとは裏腹に、実に簡潔に自己紹介を終えるA。
そのおかげで、やっとどっちがAなのか分かったエーミールは、また興味深そうに見つめる。
「せや、おいハゲ。」
「ハゲちゃうわ。」
なぜかエーミールへのヘイトが無駄に高いチーノが話しかける。
「この二人のこと、調べといてほしいねん。」
「と、言いますと？」
「ここまでそっくりで双子やないなんて、普通ないやろ。
なんか有力な情報。」
チーノは、この二人に違和感を覚えたのだ。
さすがにここまでは、似せようと思って出来るレベルの物でもない。
好みの煙草まで同じ。声まで同じ。
さらに測れば、血圧や心拍も同じかもしれない。
さすがに双子を越えるレベルの物のため、詳しく知りたいと思ったのだ。
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らむこ(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2019年5月25日 11時) (
レス) id: 70493a7da1 (このIDを非表示/違反報告)
桜兎(プロフ) - 大好きです！主人公くんとショッピくんの絡みが尊すぎる (2019年5月25日 7時) (レス) id: 832086f9ca (このIDを非表示/違反報告)
文月零(プロフ) - 皆からチーノくんのヘイトがどんどんたまっていくぅ↑！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 46da8e3aa1 (このIDを非表示/違反報告)
有 - らんっ……っらんっ……！！ (2019年5月24日 19時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 更新の早さに感謝と驚きがとまりません...!好きです! (2019年5月23日 13時) (レス) id: a4dc8f380c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダント・ルーネ | 作成日時：2019年5月8日 23時
