37…青年 ページ37
「疲れた…」
「ショッピくんお疲れ。」
「いやほんまに……。」
どことなくブルーな雰囲気をまとうショッピ。この調子で大丈夫なのだろうか。
後は皆大人しい奴、というゾムの言葉を信頼して進む。
廊下の壁伝いに進んでいると、コンクリートの階段が現れた。
そこを一段一段、降りていく。
先程の雰囲気とは一変し、どことなく怪しげな雰囲気が漂っていた。
木製のやや古びた扉をゾムが叩く。
「出てこいやー！居るのは分かっとんのやぞー！！」
まるで犯人を包囲した警察官のごとく、声をかけながら扉を何度も叩く。
すると、足音が近づいて来たと思うと、ギイィ…と重苦しい音をたてて扉が開かれた。
「んな何回もドンドンすんなや。」
そこには、呆れたようすの水色の髪をした少年が立っていた。
漫画でしか見ないような、瓶底眼鏡をつけていて、その奥にはオレンジ色の目が輝いている。
「まぁまぁ、別にええやん？壊れとらんし。」
「そういう問題やないんよなぁ。
…それよか同じ人が二人居ることを説明してほしいんやけど。」
その青年は、ショッピとAに指をさして言った。
どっちがどっちかは見抜けていないようだ。
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らむこ(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2019年5月25日 11時) (
レス) id: 70493a7da1 (このIDを非表示/違反報告)
桜兎(プロフ) - 大好きです！主人公くんとショッピくんの絡みが尊すぎる (2019年5月25日 7時) (レス) id: 832086f9ca (このIDを非表示/違反報告)
文月零(プロフ) - 皆からチーノくんのヘイトがどんどんたまっていくぅ↑！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 46da8e3aa1 (このIDを非表示/違反報告)
有 - らんっ……っらんっ……！！ (2019年5月24日 19時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 更新の早さに感謝と驚きがとまりません...!好きです! (2019年5月23日 13時) (レス) id: a4dc8f380c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダント・ルーネ | 作成日時：2019年5月8日 23時
