3…愛用煙草 ページ3
「…なんで分かるんすか？」
「キャスター、僕の愛用煙草やから。少し必ず吸うとったやろ。」
確かに少しは吸ったが、分かるものなのかとさらに不思議に思う。
そしてその男はたまたまにも、ショッピと声まで似ついており、キャスの男は別人だと知るよしもなく話続ける。
「僕今ショートピース一本持っとるんやけど、吸う？」
「……いや、いいっす。その為に町行くんで。じゃ。」
自分の愛用煙草が分かる男を、気味悪がり颯爽とバイクでその場を男は去った。
「…？確かショッピくん、まだストックあるんやなかったっけ？」
まあええわ、とその男もその場から去っていった。
「ショートピースを、あるだけください。」
「え！？あ、はい！！ただいま！！」
なぜか焦る店員に不思議に思う男。
いつもの煙草屋がつぶれてしまったため、別の煙草が売ってそうな雑貨店へと入ったのだ。
そして先程の男について考える。自身の名は、ショッピではなくAなのに。
その名前の不一致以外は、Aのことを的確当てていた。気味が悪い。
「少なくてすみません！！ショートピースです！！！」
どかっ、と箱ごと乗せる女性店員。
それを袋に入れてもらい、受け取った。
「ありがとうございます。ストックが切れたらまた来ますね。」
「ありがとうなんてそんな！！滅相も無い！！！」
そんな焦る姿に疑問を持ちつつも、Aはバイクで帰路を辿った。
その後、その時払ったお金が保管されていたのはまた別の話。
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らむこ(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2019年5月25日 11時) (
レス) id: 70493a7da1 (このIDを非表示/違反報告)
桜兎(プロフ) - 大好きです！主人公くんとショッピくんの絡みが尊すぎる (2019年5月25日 7時) (レス) id: 832086f9ca (このIDを非表示/違反報告)
文月零(プロフ) - 皆からチーノくんのヘイトがどんどんたまっていくぅ↑！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 46da8e3aa1 (このIDを非表示/違反報告)
有 - らんっ……っらんっ……！！ (2019年5月24日 19時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 更新の早さに感謝と驚きがとまりません...!好きです! (2019年5月23日 13時) (レス) id: a4dc8f380c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダント・ルーネ | 作成日時：2019年5月8日 23時
