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『さて、えっと…何から話す?
私芽衣咲さんの事何も知らないし…。』
芽衣咲「今まで本当にごめんなさい。
私は涼太君への嫉妬心でAさんを傷付けました。」
『え?涼太くんへの?私じゃなくて?』
芽衣咲「………私は…Aさんが好きなんです。初めてテレビの特集で見た時に一目惚れして…でもその中にも私の方がダンス上手いのにっていう嫉妬心もあって……。
でも嫉妬心より憧れと恋心の方が強くてッ!
私…Aさんがスカウトしに来てくれたことが嬉しくてっ、!でも、でも……」
『うん、ゆっくりでいいよ。全部聞かさて?ニコ』
よしよしと泣いている芽衣咲の頭を撫でるA
芽衣咲「グスッ…でも桜庭くんが彼氏って分かって…諦めてッ……でも前にAさんの、所に行ったら桜庭くんと嬉しそうに話しててッそこから桜庭くんに嫉妬してッ!
姫に、Aさんを追い出したいから付き合えって言われたの…思い出して……桜庭くんと別れて欲しくなって、!
本当は嫌いな物もないです!Aさんの事困らせたくてッ…色々文句言って……。私Aさんの事守れなくてッ!ごめんなさい!ごめんなさい!!(泣)」
『え?えぇ?あぁーえっと…芽衣咲さんは私が好きで涼太くんに嫉妬して私の事いじめてた…でいいの?』
芽衣咲「ごめんなさい…許されることじゃないんです!!」
『……許すよ?私は。ニコ』
芽衣咲「え?」
『好きって言ってくれて凄く嬉しい。ありがとうニコ芽衣咲さんの私への好きは私が涼太くんに思ってる想いと一緒だよね?それを言うのって怖いよね。ありがとう。
今まで気付かなくて…気持ちを押し殺させてごめん。でも私はこれからもずっと…多分別れても涼太くんの事が好きだと思う。だから告白の返事はごめん。』
芽衣咲「…ううん。聞いてくれて…引かないでくれてありがとう……。今まで酷い言葉を言ってごめんなさい。」
『うん。それも許すよ。笑
でもさっき言ってた守れなかったって何か聞いてもいい?』
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作者名:reina | 作成日時:2019年9月7日 16時