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その後何も無かったように撮影に戻った


1発で完璧に撮り終わり私もAさんに言われた様にその日の内に病院に行った


結果は何処も異常なく、もし頭が痛くなったりしたら何かあるかもしれないからまた来てくれと言われただけだった


Aさんは病院言ったのかな……??
守ったつもりだけど頭打ったりしてないかな。
どうしよう、怖い……心配だ。


でもどんな顔して会えばいいんだろう。


そう思っていると部屋に着きその日は1日寝ずに考えた


朝Aさんが起きたら今までの事全部話そうと思ってた。


でも現実はそう上手くいかずAさんは記憶喪失になっていた


姫の手が震えていた


私も震えた。どうしよう、私のせいだ。

今まで私が色々して来たから。Aさんの事守れなかった!!

どうしよう……私が…今まで……



これは許されるなって事だとも受け取れた


当たり前だ。今までの暴言の数々をあんな一言謝っただけで許されるわけが無い



その後Aさんは明日に控えていた金曜日の音楽番組で歌う2曲の歌詞・振り付けを覚えるといいレッスン室に行った


姫とは寮の部屋で話す事になった


姫「Aは何も覚えてないし今は16歳の精神年齢だし今までより早く脱退させられる!」


芽衣咲「昨日あんな事したのにまだやるの!?」

姫「言っとくけどアンタも同罪でしょ?ニコ
今までずっと暴言吐いて来たんだから。
今までと同じ様に振舞って??じゃないと芽衣咲がAを突き落としてこうなったって言うからニコ」


芽衣咲「それは姫でしょ!?私に罪擦り付けるの?!」


姫「言っとくけど私のパパ、警察にも顔利くし〜。あの事バレたくないでしょ?ふふ、私が言えば周りもそう思うわよ?
だって他のメンバーも芽衣咲も一緒にAの事がいじめてたの知ってるんだから♪」


芽衣咲「っ、…分かった……。」



私は姫の言う事に従う事になった。



けどさっき言われた事で目が覚めた


【『この2人の暴君には耐えれません。』
『ここ数日間我慢して寧ろ偉いと思いますけど!?』】


その通りだ。

普通なら直ぐに根をあげる

私がAさんを精神的に凄く追い込んだのも知っていた


共有ルームの棚に隠される様にあった睡眠薬と安定剤


これだけは絶対姫に知られたらダメだって直ぐに思った

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作者名:reina | 作成日時:2019年9月7日 16時

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