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封筒の中身を出してテーブルに広げる
『…凄い……こんなに…』
始「この辺りなら通いやすいだろう。後はこの辺りだな…ここは駅にも近いからいいと思う」
『中の防音とかって?』
始「しっかりしてる。だがレッスン室なら寮にも事務所にもあるだろ??」
『まあそうなんですけど…2年後までにやろうとしてる事を実現するなら場所を分けた方がいいかなって。
……住む場所自体もGrowthやSOARA・SolidS・QUELL他にも男性しかいないあの寮で、新メンバーいれると同じ経験するメンバーが出るかもしれないしこれからは分けた方がいいのも分かってるので。』
始「まぁAは経験者だからな。
そうするとしても寮の場所は変えれないだろう?」
『あぁ…実は1年前から社長とその事話してて
ただ私達いつかは解散するだろうって考えて今やってるから新しく寮作るのは…って言ってて。』
始「あー、そうだろうな…(苦笑)」
『取り敢えず社長との話は全員に家賃補助するかって話だったんですけど…』
始「ん?違うのか?」
『いや、男性グループ作るって決めたの結構勢いだったので…(苦笑)
なので住む場所に関してはこれから話し合いになるんですよね。笑』
始「…そうなると土地から探す事になりそうだな(苦笑)」
『ですよね(苦笑)
男性グループは私達が住んでる寮でもいいと思うんですけど女性だけはどうするか悩む所ですよね。』
始「そうだな…。ならまた見ておこうか?」
『いや、でもこれ以上は…』
始「探すなら俺も力になれるからな。(微笑)
それに今日見せた場所の近くの方がいいだろう?」
『あ、はい!それはもう!!』
始の言葉に食いつくA
始「なら決定だ。ニコ
メールでも知らせるからそれなら毎回会う訳でも無いし時間の空いてる時にやるからいいだろう?笑」
『まぁ………始さん何から何までありがとうございます。』
始「頭上げてくれ(苦笑)
ただ過ごしやすい環境にしようとしているのはいい事だ。ニコ
それを少しでも手伝えるなら俺も手伝う。それだけだ笑」
『……始さんそんなに優しい性格じゃいつか損しますよ?笑』
始「そうか?(苦笑)」
『と、そろそろ帰りましょうか?いつの間にか外真っ暗ですし。』
始「本当だな。」
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作者名:reina | 作成日時:2019年9月7日 16時