検索窓
今日:12 hit、昨日:4 hit、合計:16,679 hit

30 ページ30

始とカフェで会う事になり急いでそこに向かう


『あ、やっぱり待たせちゃいました!すみません!!』


始「ふっ、笑
全然待ってないぞ?渋谷寮に近い所にしたからな。俺の方が早いのは当たり前だし、それよりここまで来てもらって悪いな。」


『いえ、私の方こそ色々お世話になってます。』



そこに店員さんが来たのでAはメニューを見てからホットココアを頼み始はコーヒーを頼んだ


始「ハハッそうでもないぞ。
これ日記帳だ。中身はあの日に読んだ時以外読んでないから安心してくれ。」


『ありがとうございます。ニコ』


始「…なんか疲れてるか……?」


『いえ、疲れてはないです。(苦笑)』


始「そう言えば悩んでる事があるって言ってたな。」


『アハハ覚えてましたか…笑』


始「どうしたんだ?言いたくなければいいが…もし困っているならもしかしたらアドバイス位は出来るかもしれないからな。それに話すと楽になるかも知れないぞ?(苦笑)」


『…実は……』



「お待たせしました。ホットココアとコーヒーになります。」


『あ、ありがとうございますッ!ニコ』

始「ありがとうございます。」



お礼を言った後店員が去ったのを見てから話し始める



『実は先日涼太くんにプロポーズ的な…事をしてもらったんです。』


始「??あぁ…それがどうかしたのか?」


『私…子供が望めない体質で……その上この前の事件の時に流産したんです。』


始「ッ……。流産の事は涼太は知ってるんだよな?」


『はい…私が眠ってる間に説明を受けたみたいで知ってました。実は記憶が無くなって皆さんと会った日に私、涼太くんと病院行く予定だったんです。だからその前の日には言ってなくて。』


始「…そうだったのか。悪い、辛い事思い出させてしまった。」


『いえ、子供の事はもうこれからも諦めて過ごさないといけないっていうのもそうなんですけど…

それ以上に私と結婚なんてなったら世間からのアンチ凄いだろうなって思ったらどうしても結婚とかしていいのかなって思っちゃって。』

31→←29



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:reina | 作成日時:2019年9月7日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。