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涼太「じゃあAは俺が誹謗中傷受けてて俺がAに迷惑掛けるから別れるって言ったら??」
『そんなの迷惑な訳な………い』
涼太「それが答え。俺はどれだけ言われようとAと別れる気ないよ。だからこそ今日許可を貰いたいんだ。
Aを育ててくれたAのお母さんに、妹にしっかり俺を認めてもらおうと思ってる。」
『……でも、私…流産だってして……そんな私が隣に居ていいなんて思えないよ…。』
涼太「A、子供がいるだけが人生?」
『え?いや、そうじゃない…けど』
涼太「別に子供が居なくたって2人で過ごせる。今までみたいに2人で本読んでオフの日は一日中家の中でグダグダ過ごしてそれでもいいと思ってるけど?
母さんも、別にいいよね?」
「そうね笑
私達はAちゃんと涼太のしたい様にしてくれてそれが幸せなら嬉しいかな。ね、あなた?」
「そうだなニコ」
『ッ…。いいの…?崩れるよ、絶対……バッシング増えるよ…私との未来選んだらGrowthでの立ち位置も世間からの言葉も全部全部……心無い言葉に傷付けられて辛いよ??』
そう辛い。事務所からもするなって言われてるけどついしちゃうエゴサで見つける私に対する心無い言葉。
世間から見たら私は何もしない癖にリーダーで周りに威張って命令する悪女で…涼太を手玉に取った女で…
私は悪で世間が善で皆私の言葉には一切耳すら傾けてくれなくて
正直それは凄く辛い事で悲しい事でそれを涼太にも全て背負わせてしまう事が余計辛いでも
涼太「それが何?さっきも言ったけどAの事知らない人の言葉如きで傷つかないよ。
A、これからずっと隣で笑ってくれる??」
こう言ってくれる涼太とだからずっと一緒に居たくて…
『ッ…ん。』
涙で周りが見えなくなる中Aは涼太の言葉に何度も頷く
涼太「…ほら泣き止んで?相変わらず泣き虫なんだから。」
『だ、って…(涙が)止まんないっ!』
私は涼太くんに会えた事が一番幸せな事なのかもしれない。
涼太「あぁもう、折角のメイクパンダになるよ??」
Aに持っていたハンカチを渡し背中を摩る
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作者名:reina | 作成日時:2019年9月7日 16時