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『手紙?』
澪「うん。それも今日持ってきたんだけど…。
結構量が多くて……ちょっと待ってね。」
リュックの中から沢山の手紙を澪が出す
『……これ、全部?』
澪「まだまだ事務所にあるんだけどね。
Aに関しては心が女神だとかTVでも言われてるよ。全く前まではAは性格悪いとかいっぱい言ってた癖に手の平返しだよ。」
『ふふ、世間なんてそんなものだよ笑
私の事を全部知ってるわけじゃないんだからニコ
芽衣咲ちゃんの方には……?なんて書いてあるの?』
澪「最初は殆ど誹謗中傷。
でも言葉だけで手は出てないから傷害にもならないしAが芽衣咲ちゃんは私の恩人だって言葉にこれまた手の平返しで頑張れとかこれからも応援してるとかそんな感じ。」
『……世間様は面倒だね。(苦笑)
早く芽衣咲ちゃん目覚めないかな??
今度はちゃんと記憶のある私が芽衣咲ちゃんといっぱい話したいのに。』
澪「ふふ、Aらしいね。
そんなAが作ったグループだからこそ
メディア復活も早かったのかも。流石私の親友!」
『んふふ、当たり前。ニコ私がこの為にどれだけの青春の時間注ぎ込んできたと?笑』
それに芽衣咲ちゃんは特にしっかり改心すると思ってたもん。
澪「仰る通り笑」
だからこそ世間に言いたくなかった。
世間の声に邪魔されたくなかったから。
『澪ー』
澪「んー?」
『ライブしよっか。』
澪「ライブかぁ〜笑……んん?!ちょっとご飯食べに行こっかのノリで言わないでよ!」
『私達別に悪いことした訳じゃないでしょ?
ただ少し喧嘩が拗れて大きくなっただけ。
だからこそ世間に見せない?笑
私達の絆と何にも負けない気持ち。ニコ』
澪「……はぁ…それ私が社長にプレゼン?(苦笑)」
『んー?瑠輝ちゃんにでもしてもらう?笑
私これ成功させる自信あるよん?ニコ』
「ふふ、まだ安静にしてなきゃいけないのにわんぱくな子ね。」
「いやーAはこうでなくちゃ笑」
「全く簡単に大変な事言っちゃうんだから。」
『皆……』
澪「皆さん!?」
胡桃「やりましょう!Venusとreginaでライブ!絶対盛り上がらせれます!ニコ」
一花「まぁ身体が訛ってるだろうしレッスン厳しいけどそれでいいなら?笑」
亜妃「わぁ…かすみん大変だわ…w」
『……望むところですよ。笑』
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作者名:reina | 作成日時:2019年9月7日 16時