11 ページ11
そこから芽衣咲は落ち着いたのか
時間をかけてAに今まで何故あんな事をしたのか話をした
『そうなんだ…。じゃあ私の記憶喪失は落ちたから……』
でもそれなら納得がいく。今まで疑問だったのが一気に解けた。
そりゃそうだ。今までは何も無かった日にいきなり記憶が無くなったと思ってた。
だから私が16歳の時に倒れた時の貧血とストレスが原因かとも言われた。
でもこれなら辻褄が合う
案の定私は手足何処も怪我してない
でも芽衣咲さんの手足は打撲痕がある
それに私の日記
何故か記憶の無くなる前の日の日記は芽衣咲ちゃんが助けてくれた。って書いてあった
それの意味が分からなかったけどそれも理由がつく
もしかしたら写真フォルダの1番上の動画って…
ポケットからスマホを取りだし写真アプリを見る
芽衣咲「Aさん…?何して……」
《「前に言ったじゃん?Aの事邪魔だから落とすって」『ッ、やぁ!』「そんな事止めて!」》
芽衣咲「っ!?そ、れ…ッ!あの日の!!」
『やっぱり……。』
やっぱり証拠フォルダに入れてなかった!
芽衣咲さんが私の事助けたから。
だって途中からおかしかった。
今日始さんと聞いてた時私が19歳の時から芽衣咲さんは何も言ってないんだもん。
所々姫さんに言われて言ってる節はあったけど自発的に言ってる所は全く無かった。
それは始さんともおかしいってなった。
特に最近のはいつも姫さんの音声しか無かった
これで全部分かった。
あぁ…もうこれで……
バタン
芽衣咲「っ!?Aさ!A……」
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:reina | 作成日時:2019年9月7日 16時