隼さんの奥さんは…？？

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『ふぁ…ん…？ガッチリホールドされてる。

そういえば私から抱っこって言ったのよね。』
それにしても結構筋肉質よね。レッスンしてても流石だわ。


でも隼さんはなんで出会った時からそんなに心を開いてくれるのかな？あの頃の私警戒心の塊だったし。


あ、それは今もかも。


『隼さん…起きて下さい。そろそろ別荘に帰ってモンサンミッシェルに行く準備しないと…』


隼「あと2時間〜」


『それは長すぎるわ。
ほら起きて下さい！行かないならお兄様と二人で行きますから。』


隼「それは駄目だな〜？じゃあAからキスしてくれれば起きる事にするよ♪」


『……隼さんおはよう？チュ


///こ、これでいいんでしょう？！私は着替えて来ます！』


隼「ふふっ。可愛いねぇ♪」


『隼さんの可愛いの定義が分かりません。ほら早く行きますよ。始兄待ってるだろう…し』
いやいや、でも始兄朝弱いし…流石に起きてるわよね？なんか不安…



「お帰りなさいませ。お嬢様、隼様。昨夜勝手ながらこちらで用意をさせて頂きました。」


『助かるわ。私は始兄起こしてくるから隼さんはそのままロビーに居て。』


隼「えー」


『10分くらいでしょ。我慢して。』
はぁ…煩いし早く呼んでこよ。


コンコン
『始兄起きてる？』


始「ああ。少し待ってくれ。今服を着てる途中だ。」


『分かったわ。』
朝からシャワーでも浴びてたのかしら？
もしお風呂上がりなら隼さんが喜びそうね。


ガチャ
始「悪い、遅れたか？」


『大丈夫。私も少し着替えて来るけど隼さんロビーに居るから行ってて？』
少し髪湿ってる…これ隼さん喜んじゃうでしょ。
私知らない…。

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