隼さんの奥さんは…？？

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『あー、はいはい。手伝ってくれてありがとね。柳田、日本に戻ったらパーティがあったわよね？』


柳田「そうでございますが、それは1ヶ月先の話では…？」


『1ヶ月間日本を離れるのだから早いも遅いもないわ。ドレス用意しといてくれる？』


柳田「それでしたら先程隼様からドレスが贈られて来ておりますが…」


『じゃあそれを着るわ。隼さんの事よ。私にピッタリのサイズを選んでるんでしょう？』


柳田「はい。」


『やっぱり…この前やたらと身体触ってきてたもの。』


柳田「それは夫婦なのであるかと思われますが…」


『残念、それは始兄の前でだから』


柳田「そうでしたか。さぞ見せつけられた始様は苦痛でしょう。」


『酷くない？始兄が見てる時に触られた私の気持ちは？』


柳田「よろしいではありませんか。」


この執事薄情者だ…

なぜ始兄の味方はするのに私にはしないのかしら？まぁいいわ。


柳田「お嬢様、何か諦めた様なお顔ですが…」


『柳田のせいよ。じゃあ私は寝るから明日の朝新幹線の始発に乗るからそれまでに起こして。』


柳田「かしこまりました。」


ガチャン

……隼さんに電話しても大丈夫かな？
いやいや、流石に駄目よ。もう遅い時間だもの…
・
・
・
10分後
やっぱり声だけ聞きたいわ。
電話して((


『も、もしもし！』


「やぁ？起きてたかい？」


『隼さん！起きてましたわ。』
悩んでた事は言わない様にしよう。


隼「実はAから電話をしてほしいって感じの思いが僕の頭にピンときてね〜」


『そ、そうなんだ？』
ば、バレてる?!


隼「フフでも声を聞いて良かったよ。
Aおやすみ。」


『私も声を聞けて良かったです！
隼さんもおやすみなさい。』


ピッ

声が聞けて良かったわ。よく眠れそうな予感がするわ。

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