【銀魂】【名探偵コナン】トリップした上幼児化したけど悪くない

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首狙いか…

まぁ復讐とかそういう類いだろうとは思ってたけど

相手は天人４匹と攘夷浪士の頭1人

こいつらさえ倒せば全部終わる

ただ、あいつの言う通り４匹共それなりには強そうだから気は絶対抜けない


「一気に掛かれェェェェ！！」


来た…！

右往左往から雄叫びを上げながら走ってくる天人をそれぞれ見る

武器は鎌と斧と鎖と槍か…

やりづらっ！！←


『何でそんなやりづらい武器ばっかなんだよ腹立つ…』

「そりゃ好都合だ！さっさと死に晒せ！！」

『やだ、お前が死ねよ私の代わりに』

「いやこっちもやだわ！」


相手の無駄にデカい武器をかわしながら剣を振る

先程茶番のような会話を交わしたが、

今は互いの武器が交じり合う音が響き渡るだけ

それを長い間続けていたせいか、少し疲れてきた

でもそれは相手も同じのようで…

意識が朦朧としているのか、

息を切らし、ふらふらとしている３匹を一気に倒した

よし、あと一匹…

そう思った矢先、肩に痛みが走った

見ると肩はみるみる血が溢れ出てくる


「やっと動きが止まったか！

小娘ごときが手こずらせやがって！」


さっきまでただ傍観していただけの男がいつの間にか銃を此方に向けていた

私の動きが鈍っている隙を突いて、

生き残った一匹が鎖を足に巻き付けてきた

油断した……これじゃあ動けない


「おいおいどうした、もう終わりか？

やっぱガキの姿じゃその程度か？」

『今まで何もしてなかったモブがよく抜かせるわね

か弱い乙女の肩撃ち抜くなんてサイテー』

「はっ、これだけの数を1人でぶった斬った女の何処がか弱いんだか」

「んじゃ、この女ももうフラフラしてんだ

そろそろケリつけようじゃねぇか」


あーあ、たかが肩撃たれた位でこんなにくるなんて思わなかった

痛みの耐性すら鈍っていたか

捕虜になってる皆が何か言ってるけど聞こえない

いや、今は聞けない

こいつら二人に意識を集中させてるから

しかし邪魔だな、この鎖

これさえなければ確実に動けるのに


「さぁ、もういいだろう

今からお前をあの世へ送り出してやる」


銃を頭に突き付けられ、どうするかと考えた時だった

遠くからだんだん聞こえてくる足音

結構な数……

まさか、こいつらの援軍？

もしそうなら流石に詰むぞ、私

足音が近付くにつれ、うっすらとシルエットが浮かび上がってくる

！あのシルエットまさか…


「何だ、誰だ！！」

コ「残念だけどもうおじさん達の負けだよ

僕が助けを呼んだから」

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