【銀魂】【名探偵コナン】トリップした上幼児化したけど悪くない

49 ページ3

突然、部屋が暗闇に包まれる

停電か？

それとも…


コ｢来る…！｣

『くーる♪きっとくる〜？』

コ｢貞子じゃねぇキッドだよ｣


暗くて顔が見えないが間違いなくいつものジト目で呆れてるだろう

客達が突然の停電に戸惑い動き回るため、

人の波に流されていく

あ、世良ちゃんとはぐれちゃった


世｢Aちゃん！どこにいるんだー！｣

『世良ちゃん、私なら此処に…』


そう言い掛けた時、誰かに腕を掴まれた

誰だよこんな時に…

世良ちゃん、ではないな流石に


昴｢早く此方に｣


何だ昴さんか

無駄にビビらせやがって…←

人気のない所に連れて来られ、ほっと息を吐く


『まったく皆情けないわね停電ごときで』

昴｢突然の出来事だったので驚かざるをえなかったのでしょう

それよりもAちゃんが御無事で何よりです｣

『この位屁でもないわ

でも一つ聞いていい？』

昴｢何でしょう？｣

『変装してるのがバレたら後々大変な目に合うよ？』


私がそう言うと偽昴さんは一瞬眼鏡を光らせた


昴｢何の事でしょう？｣

『ハイハイ、とぼけるのはそこまでにしときなよ

昴さんにお仕置きされる前に私に斬られる羽目になるよ？』


因みに冗談じゃなくて本当だから

と付け足して、あらかじめ持っていた短剣を構える

え、これ？刀の代わりよ

にっくき銃刀法違反のせいで刀を持ち歩けないから

銃でも刀でもない短剣をいつも鞄に隠し持っているのだ

その短剣というとメル○リで売ってたのを(昴さんの金で)買った←


キ｢おま、怖すぎだろ！！｣

『あ、素に戻った』

キ｢…つーか何で分かった？｣

『簡単よ、昴さんは私の事Aさんって呼ぶからまず最初の時点でおかしかった』

キ｢子供相手にさん付けとは意外ですね｣

『切り替え早いな

コナン君と同じパティーンだと考えてみ？』

キ｢！なるほど、そういう事ですか｣

『そういう事だ』


そういう事って言えば大体意思通じる説←

そしてよく見ると鳩ぽっぽは既に宝石を盗んでいた

これ取り返した方がいいよなどついてでも


『どつき回されたくなかったらその宝石を今すぐ返しなさい』

キ｢さっきから思ってたけどお前かなり過激だな

…そうですね、私には必要ない宝石だと判明しましたのでお返しします

ただその代わり…｣


急に抱きかかえられ、鳩ぽっぽはそのまま走り出す


『…いや、はよ言え』←

キ｢今の状況で分かりませんか？

今宵盗み出すのは宝石ではなく貴方ですよ

お嬢さん｣

50→←48

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す