風邪っぴき高校生《JW》

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小瀧side


今日は6時間目まで授業がある。




国語と数学やから座っとったら終わるんやけど流星と神ちゃんが心配でしげとたまに目配せ





5時間目は無事に終わった。




無事っても2人は突っ伏してる体制からほとんど微動だにしなかったんやけど






あと45分




2人とも耐えられるんかなぁ







残り10分




ガタンッ




突然流星が席を立ったちょうど俺の席の真横でしゃがみこんでしまった。






先生｢藤井どうした？！｣



藤｢すいませっ…急に…お腹痛くっ…てっ｣



先生｢誰か保健室連れてったってー｣





小｢俺行きます。流星、立てる？｣





口と体が勝手に動いて気づけば流星をほぼ抱える状態で教室から出てきていた。







保健室に着くと流星は倒れ込むようにベッドに横になり、俺も戻っても何分もないしこのまま保健室にいることにした。





優しい先生がベッド脇に椅子を用意してくれてそっとカーテンを引いてくれた。






チャイムが鳴り終わった頃に聞いたことのある声と足音が二人分入ってきた。






重｢先生おりますかー？｣



先生｢どしたー？｣



重｢神ちゃんがお腹痛いって言うてるんで少し落ち着くまでここおってもええですか？｣



先生｢どうぞ〜そこのベッド使って？｣



重｢ありがとうございます｣






小｢しげ？かみちゃんもあかんかった？｣



重｢せやねん。めっちゃ保健室嫌がってたんやけど辛そうやったし連れてきた｣







先生｢2人が落ち着いたら重岡くんと小瀧くん一緒に帰ってたって？先生職員室におるから、なんかあったら遠慮なく来てな〜｣

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