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22話 ページ22

〈今日はこれぐらいにしましょうか!〉


『…っ、はい、すみません…』

〈いえいえ、謝らないで下さい音無さん。明日また頑張りましょう?〉

『…はい』


リハビリ室で頑張ってはいたけどやっぱり、負荷をかけすぎた足はそう簡単には動くはずもなく

私は看護師さんの手を借り、車椅子に戻った


『…歩きたい』

タイヤを回しながら呟く




なんで、私ばかり。私だけ。私は…


自分を責めてしまう自分が大嫌いだ



















部屋に戻ろうとすると、受付に見た事のある人達がいた









江口「なんで会えないんすか!!」

羽ノ間「面会謝絶してるからよ、さっさと帰りなさい」

木村「まぁ落ち着いて…仕方ない」

江口「そんなぁ」


拓也、良平さん、雷李が居た

雷李何してたんだろ。下で食べ物でも買ってたんかな




面会謝絶…はしてたけど、会いに行こうかな…



















『…お久しぶり…です』

私は車椅子に座ったまま手を振る



木村「…Aちゃん?」

『…Aです』

そう言うと拓也がこっちに向かって来た






『…ちょ、拓也拓也、怖い怖い』

身長180以上の男がこっちに向かって来たら誰でも怖いでしょ????



私はぎゅっと目を瞑ると、頭にふわっとした感触があった





江口「よかったぁ…心配してたんだよ!連絡も無いし、面会謝絶されるし…」

『…うん、ごめんなぁ』

江口「大丈夫、顔見れたし。皆心配してるよ」


羽ノ間「…はぁ…面会謝絶の意味が無いじゃないの」

雷李は微笑みながらそう言う



『…歩けるようになったらまた会いに行くな』

木村「うん、また待ってるよ」

江口「ちょ良平さんそれ僕のセリフ!」


『ふふっ』









良平さんと拓也はまたねと言って帰って行った



『雷李何しとったん?』

羽ノ間「下で色々買ってたらあの人達来たから話してただけよ」

『そうなんやねぇ、いい人達やろ?』

羽ノ間「…まぁ」




素直じゃないなぁ



そんなことを思いながら雷李に病室まで送ってもらい、別れた

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猫築かなめ - 私も虐められた過去を持っていて共感できました、関西弁の歌い手さん?の方から来ました、声優も歌い手の方も大好きです!更新頑張ってください (2020年12月27日 12時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
狐の尻尾(プロフ) - 土さん» リクエストありがとうございました!はい!頑張ります! (2019年8月24日 22時) (レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
- リクエストに応えて頂きありがとうございます! 応援してます!更新頑張ってくださいね!!! (2019年8月24日 21時) (レス) id: 00839fa1e2 (このIDを非表示/違反報告)
狐の尻尾(プロフ) - 土さん» コメントありがとうございます。私も昔に少しいじめられていてですね…この作品を作ろうと思いました…!リクエストありがとうございます!なるべく早く出しますのでお待ちを! (2019年8月23日 21時) (レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
- リクエストです。 小野Dさんと神谷さんのDGSにゲストで出て欲しいです。 お願いします!! (2019年8月23日 21時) (レス) id: 00839fa1e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狐の尻尾 | 作成日時:2019年7月26日 16時

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