関西弁の声優さんPart2

17話 ページ17

羽ノ間「…あとはできる？」

『…うん、おおきにな』

羽ノ間「あんたの望みは叶えれるなら全部叶えてあげるわよ、また家来なよ」

『うん』




雷李は私にそう言い、百々野を連れてステージ外へはけていった









辺りがシーンとなる









『…お騒がせしてしまい申し訳ございません。これからは私の話に耳を貸して頂けると嬉しいです』


拓也に合図を送る


拓也はスタッフさんにあることを伝えてくれた









『まず初めに、今日で咲乃Aとしての活動を終了致します』

そう言うとざわついた



『そして咲乃Aから、音無(おとなし)Aの活動を開始します』




『もう勘づいておられ方も居ると思います。私は、声優、咲乃零と、音無輝人の長女です』




『私には妹と兄が居ました、2人は体が弱く、私は幸いにも体が弱くありませんでした』

『その2人には共通した夢がありました。それは声優になること。私はそれを叶えようと必死に勉強をしました』

『そしてある日、私が学校に行っていた頃、連絡がありました』

『母と父と兄と妹が乗っていた車が事故にあったと』








…フラッシュバックして来た…









『…っ…その頃の私は、何も受け入れることが出来ませんでした、そしてさっきステージにでてきた人は警察です。あの人は長年私に付き添ってくれた方です』

『あの人の先輩にあたる方が私にこう言いました。これは誰かに仕組まれた事故だって』


『そこから色々探し、時が経つ内に犯人がわかりました。犯人は百々野の親だと、ねぇそうでしょう？百々野浩一、百々野真央さん』





そう言うと2人はステージに来た

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